2009年11月03日

集団奉行所破り


久々に(久々すぎるくらいに)ブログを更新しようとしたら、
SeeSaaがいつの間にか衣替えをしていた様で、
編集ページへのログイン方法探しに2分ほど迷子となってしまいました。
少し時間ができてきたので、これからは(なるべく)ちゃんと更新します…。


慶様特集つづき。
『集団奉行所破り』
これ、最初に観に行こうとした日には自転車がパンクして間に合わず、
二回目も間に合うかどうか本当に危うく、
映画館までの道を全力疾走してようやく上映開始ぎりぎりのところに
入れたのです。
走らなければいけない、とわかったときには
もう観るのを諦めようかとも考えたのですが
あきらめなくてよかった。


かつての盗賊仲間が集まって、
処刑された恩人の七回忌法事を開くべく
奉行所に眠っている秘密文書と金を狙う、というストーリーなのですが
時代アクションというよりはコミカルな面が強いかな。
盗賊たちがひとりひとり愛嬌があって、楽しく観れます。
むかしの時代劇ってキャラクターづくりがほんとに上手ですね。
人間が魅力的に描かれているので、途中で人情譚が混じっても押しつけがましくないし。
モノクロ作品なのに、とにかく豊かです。


さて、(当然の如く二枚目役として)里見浩太朗さん(以下、助さん)が出ているのですが
もうあのお方の色気は一体どういう構造になっているんでしょうかね。
役者は皆が魅力的だし、
助さんのやっていた役以上に、他の役の人物設定の方が
哀愁的だったり、ウィットに富んでいたりして深みが出ている部分もあったのですが
どういうわけだか助さんは、ご本人から匂い立つあの色気だけでもって
二の線を妙に際立たせているんです。


慶様は、盗賊たちの恩人である商人のもと番頭、
奉行所に寝返って地位を手に入れた、云わば「慶様的」な登場をするのですが
途中でまさかの転回をみせ、
それが物語をひねる要素にもなっています。
慶様的なるものから非慶様的なるものへの転回なので、
慶様を期待しているこちらにとっては、
拷問をかけられた上、
娘の身の危険を示唆されたところで「私はどうなってもー」と言うのは
なんだかピンとこないのですが。
でも慶様のやった役の設定も含めて、作品としてはよくできてます。


脚本もきれいでした。言葉が。
いまは関西弁て、どうもずけずけとした印象が先にきてしまいますが
使い方によってはこんなにも上品な軽妙さがあらわれるのだな。


posted by Cui at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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