2009年10月18日

大悪党


大悪党 [DVD]

大悪党 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 角川ヘラルド映画
  • メディア: DVD




慶様特集その2。
増村保造監督、『大悪党』


ある女学生がヤクザに騙されて身売りされる。
女が助けを求めたのは、ヤクザよりも極悪な
悪徳弁護士だった…

…というストーリーを聞いた上でキャストを見比べると、
女学生は緑魔子として、
ヤクザが田宮二郎さん、弁護士が慶様、というイメージでしたが
実際は田宮さんと慶様の役は逆転していました。
正義とされた権力の中で非道の限りを尽くすというのが
慶様にぴったりのイメージだったのに。



緑魔子はほんとにほんとに可愛い。
イメージからしてただの純情な女学生では無いので、
もともとの設定は少し食い違っている様にも感じましたが
慶様が「上玉」と観るには
やはり魔子さんくらいじゃないといけないのでしょうね。
演技とはいえ慶様にネクタイで打ちつけられたり、
腰を蹴り飛ばされたりするのに耐えられるのも
魔子さんくらいなのでしょうね。
逆に慶様の首をネクタイで絞めて殺してしまうのも
やっぱり魔子さんだからこそできたのでしょうね。

あと、写真や映画フィルムにしたときの魅力というのも
すさまじいものがあります。
増村監督とも合っている気がする。
緑魔子ファンは必見です。


田宮さんは思ってたよりも
"悪党"という感じではありませんでした。ラストが特に。
もちろん善人ではないし、優しいとまでも言えないのですが
映画で出てきたヤクザよりも弁護士よりも、
もっとずっと悪党の姿を観たことがあるので。慶様で…。


慶様は…
もっと悪党です。本当は。
慶様がボーリング場にいるという時点で逃げ出したくなります。
声かけられて一緒にボーリングなんてありえません。
その後一緒に飲みになんて絶対行きません。
捕まったら最後、逃げ出すこと・生き延びることの希望は失います。
だって慶様なので…。

田宮さん指示・緑魔子供述内で
慶様がヤクザの「親分」にへつらうシーンがあるのですが
ああいうのも無いですよね…。


ただイメージとは違いましたが、
作品としてはとても面白かったです。
話の流れと撮り方というのかな。
だれかと一緒に観るよりは、
ひとりで観てから、観たことあるひとと「面白かったねー」って言いたい映画です。
posted by Cui at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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