2009年09月13日

総復讐

『復讐者に憐みを』



復讐者に憐れみを デラックス版 [DVD]

復讐者に憐れみを デラックス版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: DVD




パク・チャヌク監督の復讐三部作
『オールド・ボーイ』、『親切なクムジャさん』とこれ)、全部観れました。


すごいですね、この監督。
なんて言ったらいいかわからないけれど、
この映像のぐぐい、とした引力はなんでしょうか。
あとむせかえす様な血の臭いを感じます。

病気の姉を持つ耳の聞こえない青年と、
その恋人と、
ふたりが誘拐するこどもと、その父親。
哀しい犯罪と悲劇と復讐がめぐってて、
優しさがあるはずなのに、残酷さにがちっとも歯止めがかからない。

娘を誘拐された父親役のソン・ガンホはかっこよかったですが
映画自体がすごくまとまっていたから、
作品としてまず心に残ります。
しかし、
オールド・ボーイの主役の人も色っぽかったし、
韓国はなんでこういう、おっさんの色気が強いんでしょうかね…。
監督の男性の趣味(好んで起用する役者さんという意味ですが。)
は、私も好きです。
私の趣味かというとやや違う気もしますが、好きになります。


あと、映像がすばらしいです。痺れました。
臓器を買おうとする耳の聞こえない青年が、
売買組織についていくシーン、
階段をあがる映像が美しくて。
あの映像だけでもこの映画を評価できますよ…。


最新作『渇き』は観ていませんが
なんとなく、これは『親切なクムジャさん』に近い気がします。
監督の美学が表現されている気がして。
真っ白とか真っ黒と、あと鮮血がイメージされる。
『復讐者〜』と『オールド・ボーイ』は、もっと錆ついた感じ。
監督の現実といいますか。
この作品、そりゃあもう錆ついて、血が鉄の味をするようでした。
posted by Cui at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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