中村登監督、岡田茉莉子主演、『斑女』。
かつての夫の弟と駆け落ちしたものの
やっぱり別れた方がいいわってんで
道端で知り合った画家先生の力を借りて夜の蝶となり
恋人には住み込みの仕事させてそれぞれ自立しようとするも
勤め先で男にいいように利用されるわ
恋人は宿の若い子と出て行ってしまうわで
アタシは画家先生といるときが一番落ち着くわ!と
身を固めようとするんだけれど
あれやこれやでやっぱり彼が大事だわ…という心境になるまで。
薄っぺらすぎるあらすじ解説でした。
でももっと泥っぽい作品だと思っていましたが、
かなりポップなものでした。
オープニングロールが和田誠さんのイラストに、
武満徹さんが曲をつけた谷川俊太郎さんの「恋のかくれんぼ」。
軽快なテンポです。
比較的若い慶様がお店の女の子をだます客として出演。
700万円盗んでしまいます。抜け目なし。
画家先生以外に関しては、男の人の悪さやずるさが描かれてます。
でも女性にもやたらとお金を付随させたり。
せせこましく生きる人間のココロを映したのでしょうか。
というわけで一番落ち着いていたのが画家先生だったので、
もっと彼を中心に撮ってもよかったのではないかなぁと。
先生と東京タワーについては、わりと上手く絡めてあったと思います。
あとは、はねっかえりながらも一途な女の子を
新人の頃の倍賞千恵子さんが演じています。
アメリカ50'sっぽいジャンパーを羽織っていて、可愛いかったです。
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突然、失礼しました。
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