2009年05月31日

日曜日に雨

Gさんライブ@吉祥寺マンダラ2

Gさんライブでした。
そうそう、Gさんといえば5月頭の440ライブで、
佐野元春さんくらい髪が伸びていたことにまずびっくりしたのですが
この日も見慣れず、再度びっくりしてしまいました。

ライブは斉藤さんと、
あともう一人トランペットの方が少しサポートで入った珍しい構成。
斉藤さんアレンジ版「太陽がみているだけ」に
トランペットが入ることでさらに夕暮れ感が強まりましたね。



…と、記憶を絞りだしてみるものの
今回のこのライブについては他に殆ど思い出せないのです。
ここのところ更新が全然できなくて、
それでも記憶だけを頼りに、半年近く前の活動履歴を
暇のあるときにしたためてきましたが
ここにきてついに限界がきてしまったか…。
何せこのライブについては、場所がマンダラ2だったということを
思い出すのにも時間を要した程です。

このブログは私が勝手に書いて、ネットワークにのせているだけなので
更新しなくても、内容が薄くても
誰に迷惑をかけてしまうわけではないのですが
ここまで思い出せないと、自分でげんなりしてしまいます。



ただ、この日のライブについてはもう一つ思い出したことがあります。
日曜日だったのですが、あいにくの雨で、
それにひっかけてGさんが「日曜日の雨」をやってくれたこと。
最初に聴いたときから、
いや聴く前にも、歌詞を読んだときから大好きな曲。
この曲をライブで聴けたのは初めてかもしれません。

「日曜日に雨 ほんとにそれだけ
 日曜日に雨 何から何まで ただそれだけ」


ろけっと

ろけっと

  • アーティスト: たま,滝本晃司,柳原幼一郎,知久寿焼,石川浩司
  • 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1997/11/19
  • メディア: CD





もうそろそろ若くないので、
これからはちょっとでもメモをとるようにしないと。
思い出せないからといって、
その時何の感想も持たなかったわけではないですからね。

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2009年05月24日

四季の愛欲

『四季の愛欲』

これも中平監督の作品だったのですが、やっぱり面白かった!です。
愛欲というとなんだかいかがわしくて重苦しい風に聞こえますが
もっとファッショナブルというか、とにかくセンスがちりばめられてて
それでいて重鎮な役者さんがしっかりと端をおさえてくれています。


あらすじというよりは、
あちこちと繋がりあってる人間関係で話が進んでいきます、
この人とあの人が繋がってて、
一方であの人はあっちの人とも繋がってて、
こっちでこういう動きがあったからあっちではこうひねる…
そしてその繋がりは、単純に人間関係の設定だけじゃなくて
同じ場所・部屋で違う人たちの話が動きあったりと
映画としての「観せ方」からも感じとれる様になってます。
感性を刺激してくれる映画。


四季の愛欲.jpg


山田五十鈴さんがとびきり素敵でした。
熟女の色気というのですかね。
あと、ちょっと意志の面だらしない感じが魅力的に出ていて、
つい観ている顔の筋肉も緩んでしまいます。
ラストシーンがこれまた、絶妙の間でもっておかしい。

そして宇野重吉さん。
宇野さんは桂木洋子さん(不貞を働く)の旦那さん役だったのですが
「桃子はわるい妻でした」と高い声でか細く詫びる妻を
とてつもなく寛大で、純粋なこころで許してくれます。
この映画で一番「いいひと」の役でした。心は鷲掴みに。


若い人では、中原早苗さんが可愛かったです。
特に洗濯してるとこ。
お母さん(山田五十鈴さん)を
呆れながらも心配してる優しい子でした。
兄さんにはちょっと厳しめでしたが。

あとは、桂木洋子さん。
そもそもちょっと気になる女優さんでしたので。
『密会』(あれも中平監督でしたね。)でも、やや心の弱い
よろめきさんで、桂木さんそのものにそういうイメージがあります。
それが何故だか私にはちっとも嫌に感じられないんです。
役者さんとして好き、というよりは
人間として興味があるのかもしれません。
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2009年05月23日

異形

阿修羅展.jpg

「国宝 阿修羅展」@東京国立博物館


知る人ぞ知る阿修ラーの私にとってはまさに小躍りする展示会。
そりゃあ、仏像やらはお寺で観るのが一番だとは思いますが
京都に頻繁に行くわけじゃなし、
それに、今回はケースごしじゃなくて、直に、
360度まわってあの三面六臂を観れたのですから。
ルーブル同じく、何度も足を運びなおした展示会です。
(開催時期重なっていたのですが、両方とも断念したこと数回。)


展示の目玉が自分にとっても目玉すぎて、
展示会そのものについての評価はできなくなっているのですが
でも、面白かったです。
阿修羅だけじゃなくて、八部衆、十代弟子、
それから何やらの仁王や四天王(正確には違うかも)も
ずどーんずどーんと生で観れて、
「迫力」読んで字の如く、まさに迫ってくる力。


しかし阿修羅があんなに人気だとは。
彼の周りは満員電車よりもぎゅうぎゅう。
日本人は異形をきらうと思っていたのですが
あの三面六臂はむしろ調和的に映るのでしょうかね…。
私だけが阿修羅好きだと思っていたのに、少し切ない気分です。
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2009年05月14日

京都から二千匹発送しました。

燐光群公演
「京都から二千匹発送しました。」@梅ヶ丘BOX


燐光群の舞台をBOXで観たくて、チケットをとりました。
あの狭い狭い、舞台と客席の境目のない空間で体育座りして、
今回も痛いテーマ。
ただ、今回はやさしさがメインでしたが。


京都から二千匹発送しました。.gif


お芝居のもととなっている実際の事件については
恥ずかしながら知りませんでした。
部活動の最中に起こった事件から、昏睡状態になった女子中学生。
学校側の「対応」については、
冒頭で語られた台詞がほぼ現実なんだと推察できますが
舞台は「それから」の、家族や友達や、
事件後にやってきた先生たちの話。
重たいテーマなのに、普通の劇と比べてもややコミカルに進みます。



「下敷きになっている事件の裁判は、今年の3月に判決が出ました。
 原告である家族の側の主張がほぼ認められた、
 全面勝訴という形で終っています。
 勝訴と言っても娘さんの意識は回復するわけでなく、
 娘さんとともに家族の生活はずっと続いていきます。」


パンフレットに載っていた、制作者のことば。
ここなんだろうなぁ、と思います。
「二千匹」は、日本人なら一度は触れたことのあるだろう動物で、
この動物の意義は、結局観念的なものでしかないけれど
そこに必ずしもやさしさが含まれているかはわからないけど
生活はずっと続いていく、
そこにこの動物は、やっぱり必要なんじゃないかと思います。
裁判が終われば事件が終わり、っていうものじゃないから
事件の後に続いてく怒りややさしさは、
ここに根付いてるのじゃないかと、今はそんな風に思います。
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2009年05月09日

Musée du Louvre

「ルーブル美術館展 ‐17世紀ヨーロッパ絵画‐」@国立西洋美術館

ルーブル美術館展.jpg


あまりに混んでいた為2〜3回足を運びなおしたルーブル展。
といってもこの日も30分待ちでした。


目玉はフェルメールの「レースを編む女」でした。
フェルメールは日本で人気がありますよね。
意外と小さい小さい絵で、そこにただでさえ多い人が群がっていたので
近くで観るのには苦労しました。


個人的には「リュートを持つ道化師」(フランス・ハルス)と、
「大工ヨセフ」(ラ・トゥール)に見ごたえを感じました。
ルーブルは行ってみたいけど、当面行ける予定はないし、
日本にそっくり来るのももちろん無理なので
こうやってちょっとずつ来てくれるのも嬉しいですが
ルーブル展というと必ずといっていいほど混むので、
落ち着いて観られないのが難点ですね。
常設展もあとでまわったのですが、
そちらの方が絵をしっかり観れた気がします。

周りにも何人か観に行った人はいたのですが、
どれも今一つな感想を漏らしていたのは、
やっぱりこういう環境も関係するのではないかな。


今回の展示(17世紀ヨーロッパ絵画)とは関係ないですが、
ルーブルだったら、いつか二ケが観たいです。
でもやっぱり東京で観るよりも、ルーブルで、
いやサモトラケ島で観たいというのが本当のところですかね…。
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2009年05月06日

猟人日記

猟人日記.jpg

『猟人日記』
これも中平康監督・仲谷昇主演です。


この作品に関しては、中平監督や仲谷さんを知る前から
作品個体として「観たい!」と思っていたものでした。
あらすじ自体が面白そうで。
観たら、本当に面白かったです。あらすじが。きっと原作が。
そして映画のスタッフ・キャストによって
さらに面白くなっている様で
大満足!な映画でした。


夜な夜な孤独な女性を狩る男がつける猟人日記。
いつしか、過去に仕留めた女たちがつぎつぎと殺されることに気づく。
そしてある日、獲物の女を尋ねると
そこには女の死体が…。
という作品。
でももっともっともっと深くて緻密で、
観てるうちにどんどんとひきこまれます。


ここでも仲谷さんと稲野さんの揃いが見られるんですが
やっぱり素晴らしいですわ。
しかし、仲谷さんは何故にフランス人のふりをするのでしょうかね…。
そして何故に女性陣はあっさり信じてしまうんでしょうかね…。
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2009年05月05日

砂の上の植物群

『砂の上の植物群』
これも中平康監督です。
吉行淳之介の小説が原作。


砂の上の植物群.jpg


とことんモダンなデザイナーかと思いきや
こういう観念的で比喩めいた映像も撮れる方なんだぁ、と。
冒頭から、クレーの絵を赤い絵の具でもってその調和をぶちこわして、
小説の書き出しで頭をかきまぜて、
モノクロなのにそこだけ暗い床屋での会話、
姉妹との出会い、
もはやデザインではない、
夢のような漠とした世界がつくられていきます。


主演が仲谷昇さんでして、これがまた映像にぴったりきています。
怪しさが全開なのに、まだ何か隠されている様で
一向に正体が掴めません。
あと姉妹も両方とも美人さんでした。
仲谷昇さんと稲野和子さん(姉役)の揃いは妖気がしゅうしゅうとしています。
妹役の西尾三枝子さんも、
あの「真っ赤な口紅」のところ、ほんとに綺麗です。
モノクロ映画なのに、最初のクレーの絵のぶちこわし効果もあってか
映像では黒い「赤」が、毒々しい深紅に見えてきます。


観たあとには何かしらのトラウマが植えつけられてしまうような気がする。
そんな映画です。
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2009年05月03日

誘惑

中平監督特集へ。
今回は『誘惑』

誘惑.jpg



写真とタイトルから、じっとりした映画かと思っていたら
ずいぶんとカラリとした青春コメディでした。
若き芸術家たち(といっても「お金になる」なんて随分と現実的な意志をもっている方々もいますが)
のコミカルな青春群像劇とでもいいましょうか。


左幸子さんが可愛。きゅうりパック・・・!
あとお父様のやっている洋品店で働いている女の人(写真↑)が綺麗。
お化粧する前から綺麗ですよー。
きつねのおばさまも「いかにも」なおばさまで愉快。
左幸子のあとにお茶の教室横の廊下を
同じパターンで走るコケティッシュな若者は中原早苗さんでしたかな?
(このへんの軽快でユニークな動きはさすが中平監督です。)


ほんの少しだけですが、岡本太郎と東郷青児も本人役で出てます。
やっぱりすごいな中平監督は…。


しかし皆様すぐに人をコロリと好きになってしまうのね。
「誘惑」をするのじゃなくて、それを待っているかの様です。
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2009年05月02日

彼とワルツしてこい

「オレとナオヤのロングトーンvol.1」@下北沢440

「オレとナオヤ」の「ナオヤ」が示すところはつまり
 沢田ナオヤさんでして、
「オレとナオヤ」の「オレ」が示すところはつまり
 双葉双一さんでして、
「オレとナオヤ」が呼んだゲストはつまり
 滝本晃司さん(Gさん)でして、

……すごいメンツ。

沢田さんは知久さんのライブで何度か見たことがあって
曲はものすごくほんわかで、幸せで、
でも人はなんだか挙動不審でへんてこで
知久さんとライブでも何故か消されることのない不思議な人でした。
そういえばアムリタ食堂の知久さんライブで
知久さんが沢田さんと双葉さんの為にステージ貸してあげたり
してましたね。


一番手が沢田さん。
何故か耳に残る「チキンライス」や、
「チキンライスの5年後ですわ」という
続編曲(タイトル忘れました)も聴けまして
やっぱりこのひとは平和的です。
こんなに平和的なひとがどうしてこんな危険人物たちと交流するのでしょう・・・。


点線と恋

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次にGさん。
ゲスト出演にも関わらず、重力のある曲をいくつもやっていた印象です。
「雨の日の午後」とか
「オシエテ」とか。
Gさんは沢田さんも双葉さんも好きで、今回は呼ばれてすごく嬉しくて来たけど、
いつもひとりで行って、ひとりで歌って、ひとりで帰って、な
生活をしているので緊張している、
ストレスも感じる、みたいなことを仰っていて……
やっぱりGさんだなという感じでした。
どこでもGさん。


水槽の中に象

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  • 出版社/メーカー: 地球レコード
  • 発売日: 2009/02/14
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で、双葉さん……。
登場するなり
「最近…、
 よくカップルの待ち合わせ場所に使われる
 双葉双一です」
と謎の自己紹介。
それが強烈すぎて、なんだか歌はあんまり覚えてません。
人差し指で前髪を直したり、
ぴょこんとおじぎをしたり
「レコード買うとき…、
 カバーつけてもらうタイプの
 双葉双一です」
という謎の自己紹介とかが強烈過ぎて。


手に捧げる歌

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  • 出版社/メーカー: Oooit Records
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そんな交わらないかんじの3人が交わることはやっぱりなく、
双葉さんが何も言わずにステージを終えたあと、
微妙な空気でアンコールが起こり
双葉さんが何も言わずにアンコールのステージも終え、
微妙な空気でまたアンコールが起こり
沢田さんが現れて、そのオアシスにちょっとほっとして、
沢田さんがきちんと次の流れを含ませてからアンコールのステージを終え、
なんかわかったかんじで3度目のアンコールが起こり
Gさんのステージ。そして終わり。
Gさんが大トリ。

「オレとナオヤのロングトーン」のしきたりがよくわかりませんが
なんだかこの交わらない空気に多少の安堵も覚えつつ
ミックスカルチャーの街、下北を後にしました。
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月曜日のユカ


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『月曜日のユカ』

中平康監督の特集だったんですが
中平監督のモダンな画や音楽と加賀まりこさんの魅力がぴったりでしたね。
ただ、ぴったりだろうなと観る前からわかってたので、
過剰な期待をしすぎた感もありましたが。
いやでも加賀まりこさんはほんとに可愛い。
可愛い女優さんはたくさんいるし、
優劣はつけられないけれど、
観ていて、「お人形さん!!」という感想をもつのは
加賀まりこさんだけです。


もっとずっと自由奔放なユカを想像していたので
「月曜日のユカ」が示す彼女の在り方はちょっと意外でした。
でも月曜日のユカの格好がまたなんとも可愛い。
あれをファッションとして着て許されるのも
加賀まりこさんだけだなぁ。


で、加賀まりこさんの恋人役が
中尾彬さん(ネジネジ前)なんですが…
結構熱い純情な青年として現れるのですが…
でもどうしてこの人は若い頃こんなに怪しいのでしょうかね。
うさんくさくて絶対に信用したくないタイプ。
ネジネジの今の方が自然に見えます。
別にネジネジが無いから不自然てわけじゃないですよ。
でもあんな風に、普通の青年とし出てくると違和感が。


なんだかモダンな空気が似合いすぎていたが為に
いちばんモダンだったオープニングが最も魅力的でした。
あとユカの鼻歌。
フィルムとして映える方ですよねぇ…。


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