2009年02月22日

第一アフター

自分が「あ、観たいなー」と思いつつ観れていない映画を先に誰かに観られて(その人はそもそも観たいとは思ってなかったけれどタイミングが合ったというだけで)、「すごく良かったよー」「まだ観てないの?」「観た方がいいよ」と言われるのはとても癪にさわるものでして。

そういう映画のひとつに『しあわせな孤独』という
デンマーク映画があったんですが、
で、今回別にその映画を観たわけではないのですが
(もうちょっとしてから観ました。)
同じ監督さん・主演さんの映画を先に観るはこびとなりました。

スサンネ・ビア監督、マッツ・ミケルセン主演
『アフター・ウェディング』

アフター・ウェディング.jpg


噂どおりマッツはかっこよかったですね。
あと娘さん!可愛すぎます!!
昔の恋人やその旦那さん、娘婿、すべて綺麗なひとなんですがね。
映画に出てくるひとは皆、
ギリシャ彫刻みたいな造形的な美や
フランス人形みたいな柔い魅力とも違うんだけれど
主張しないのにあっさり、でもびっくりするほど綺麗なんです。


映画はとにかく繊細な感情が織り込まれていて、
だからストーリーとしてどういう結末になったとしても
この映画の空気は決して変わらないのだろうなと思わせるものでした。
でもあのインドの子がちょっとかわいそうですが。
誕生日までには帰ってきてほしかった。

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2009年02月19日

大駱駝艦

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大駱駝艦・麿赤兒
「シンフォニー・M」@世田谷パブリック・シアター



はたらきものの権利を行使し世田谷へ。
麿さんには特別な思い入れがあったわけじゃなかったんですが
ここでできましたね。思い入れ。
パブリックシアターへ向かうのは久々。田中泯さん公演以来ですね。
今回はすごくいい席でした。前から四番目くらい。
(パブリックシアターはどこに座ってもわりといい感じですが、
 やっぱり近いと圧巻です。)

外国の方も少なからず来ていて、
麿さんの日本の妖怪っぽさに魅かれてるのかなと思いきや
舞台を観てがらり、
どちらかというと、まんま外国(西洋)の世界観に感じ取れました。
別にドレスを着ているからではなくて
日本風でない鏡が置いてあるからではなくて
なんとなくとしか言えないのですが
でもモダンバレエの様な、西洋の空気です。
ラストの動く舞台で踊る麿さんなんて特にそうでしたね。
もちろん妖怪でもあるんですけど。

お弟子さんたちといってよいのか、
あのトカゲみたいな白い人たちにもくらくらでした。
動くたびに白粉が舞って
匂いがかぎとれそうな気分にもなって。
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2009年02月15日

無造作紳士

観るのは2回目。
ゲンズブール × バーキンの、『スローガン』

バーキンに電話をかけるセルジュの電話が可愛かったです。シースルー。
あとは指パチンでおなかを消そうとするセルジュや
ふたりの暮らす部屋のクローゼットで遊ぶバーキンは
何となく覚えていて、やっぱり可愛い。フランス!!


これが初めて観た二人の映画だからかもしれないのですが
私の中の二人ってまんまこの映画の通り。
ただ実際のところは、バーキンの為に離婚したり、
それを後で責めたりはしないとは思いますが。

二人の離婚の一因について少し調べたところ、
セルジュの健康についてバーキンが注意したら、
セルジュが暴力を振るうようになった…って書いてあったのですが
この表現は実は微妙で、
セルジュの暴力というよりも
それにバーキンが耐えられなくなったから、
ということじゃないかと思います。
DVを正当化するわけでは絶対にないけれど
やっぱりどうしても中心になる人はいて、
セルジュはそういう人、カリスマっていう存在じゃないかと思うんで。

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2009年02月11日

ヴィンセント伯





ヴィンセント・ギャロ監督・主演、
『ブラウン・バニー』

ギャロって存在自体がもう賛否両論な気がしているので
この作品が賛否両論と聞くと、
すとんと理解できる反面、
なんでわざわざギャロの作品を観るかしら、と不思議になります。
知らなくてたまたま出会った映画だったのか、
『バッファロー'66』がハッピーエンドだったから油断していたのか。
でも否をおくったら、もうギャロ自体ダメだと思います。


私も映画としては『バッファロー〜』のが
安心しつつ興奮して観れるのですが
でもギャロの本質というか、撮りたいものはこっちに
詰め込まれているのではないかなぁ。
あんまり映画を観ているという感じでは無くて、
事実ではないギャロのドキュメンタリーを観ている感覚。


DVDで観たんですが、驚いたのが、
チャプターがストーリーと別に、音楽別に分かれていたこと。
確かに音楽も選ばれていて、主役ですが、
そんな作りを見たのは初めてだったのでびっくり。

でもチャプターって、映画ちゃんと観る人にはあんまり要りませんよね。
って、私だけでしょうか。
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2009年02月09日

新発見オールド

オールド・ボーイ.jpg

『オールド・ボーイ』

気づけば韓国映画を3本も続けて観ていました。
こんなことも起こりうる!
この作品が一番面白かったです。

なんとなく公開当時から気にはなっていた映画。
復讐ものというのだけは知っていたんですが、
主人公の復讐劇というよりは、
大きな復讐劇に巻き込まれた主人公、という感じ。
原作は日本のコミックとのことで、
意外な様な納得できる様な。
でも日本で映画化しても絶対こうはならなかったと思います。
もうこれからこういうのは韓国に任せていいんじゃないですかね。
出演者も皆演技が上手でしたし、
脚本も整ってる。


「ラストに衝撃の真実が!」ってくくりのものは
実はラストよりもその前のハラハラ感が強くて、
それで終わってしまうのもの少なくないですが、
これは最後まで衝撃でした。
ストーリー展開としては、
予測できるような範疇だったのかもしれませんが
やっぱり撮り方がうまいから魅きつけられるのでしょうな。
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2009年02月08日

ヒム

ひさびさにオダギリ会。
『悲夢』

一緒に観に行った某女子ブログに
「Cuiさんの映画ブログにいっこうに悲夢の話題が出てこないことからもうかがえますが、Cuiさん的に論じるに値しないんでしょうね、きっと。ああ・・・無理もない。」(ⓒ「不可抗力」)
と書かれてしまったのですが、いいえいいえ、
しねまとくらすは観た映画すべてをレビュー致します。


ただでも、キム・ギドクと期待していたので
確かに残念なことは残念でした。
映像や美術は綺麗なんですけども。
そもそもオダギリが日本語で通じてしまう時点でバランス崩れてしまいます。


オダギリって演技力の人ではないと思うので、
無理に台詞を用意しなくてよいのじゃないかなぁ、と。
あとは吹替えにするとか。





主役の女の子も可愛かったんですが、
映画の中で一番綺麗だと思ったのは牢獄にいた女性。
やっぱりギドク映画は映像が動になってるから、音は静でいい気がする。

ラストは、まんま「胡蝶の夢」で、
うーん、綺麗なんだけど、でも美ってほどのものは感じない。
描きたいものがはっきりしすぎてて、
理想が強すぎていて、
ある意味ロマンチックすぎるから、
脚本とかキャストとか出演者まで細かく吟味した方がよいんだろうな。
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