2007年12月31日

2008年をぶっとばせ

年越しライブ@吉祥寺マンダラ2


2005年以来2年ぶりのマンダラ2年越しライブ。
面子もちょっと、似ています。

・ロンサムストリングス
・さかな
・関島さんオーケストラ
・宮武希
・福岡史郎
・エコーユナイト

今回は開演が18:30〜と早め。
エコーユのときに年越しとなるよう計算されていたのでした。
イベントアイテムとして、クラッカーまで用意されてましたし。


前回、0時をまたぐ出番だった(が、何もしなかった)ロンサムは
今回は一番手。新年の挨拶だけは先に行っていましたが。
ロンサムとさかなと関島さんオケは、本当に演奏力もあるので
心地よいし、かっこいいし…。
2008年は彼等を彼等の為に観に行きたいです。
対バンとか、ゲストという形以外でも。


エコーユナイトは、正直に告白すると、
一番始めに観に行った時はちょっと苦手でした。
音も大きいし。
でもだんだん慣れてきて、楽しめるようになってきました。
マルタさんも変な人だし、
メリィさん歌うし、楽しそうだし。
いつの間にやらで時報が0時を告げ、ハッピーニューイヤー。

も、束の間。
年をまたぎながら「悲しいお知らせです」とメリィさんが始めた
某雑誌の2008年星座占い。
エコーユナイトのメンバーはどれも散々な運勢のようでした。
人とぶつかってしまうやら、
古い知人からの連絡が来ても会わない方がいいとか、
自己表現の場は控えめにとか、
新しいことはするなとか…。
人事じゃ、ないのです。
私はメリィさんと誕生日が同じ(=星座が同じ)なのです。

そんな占いに翻弄され、
エコーユにしては珍しい、ミスも幾度か。
でも、「あと2曲で2008年を終わらせてやるぜー」と
マルタさんが叫んだことで多少救われた不運な星の元のヒトビト。


というわけで、
2007年もありがとうございました
&2008年もよろしくおねがいします
あの不吉な占いの2008年はもう終わりにしてきたので
2008年もある意味サヨナラです。
そして改めて、
2008年もよろしくおねがいします。
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2007年12月28日

雨なら空に

「Warehouseと忘年会」@代官山 晴れたら空に豆まいて


正確に言えば、Warehouseと柳原と忘年会。
雨男のいるライブだったから雨でした。


2007年まで、Warehouseのバンマスは鬼怒さんだったらしいのですが
2008年よりリーダー権を大坪さんに委譲されるそうです。
これで鬼怒さんはギャラを落とすことも、
お風呂の順番定めに骨を砕くことも無くなるそうです。
個人的には、高良さんが一番リーダー向きだと思うのですが。
面倒見いいし。


Warehouseの演奏時間がだんだん長くなっているようで、嬉しいです。
高良さんも大坪さんもかっこいいし、
鬼怒さんも演奏中はかっこいいし。
鬼怒さんのMCは毎度のことながら混沌としてました。
「痴呆性老人症」が激しいからMRIに入ったとか、
10メートル先の会話は自分をけなしてるか褒めてるかどっちかだ、とか。
やなちゃんも、笑うしかないようでした。

曲は、GTIが良かったかな。
「満月ブギ」とか「すきな顔」とか、初期の曲も
もっと沢山やってほしいのですが。


さて、ここからはダークな話。
こういうことを書くのはあんまりよくないとわかってるのですが、
このライブハウスにはもう行かないだろうなと思います。
店員さんは怖いし、
音響もここまで悪いところは珍しいです。
新しめのお店だから、ある程度は仕方ないのかもしれませんが…。
好きな人をよく呼んでくれるし、
この日なんかは演奏が良かった分、残念でした。
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2007年12月27日

トラブル3

「Tiny Adventure with Strings vol.11」@吉祥寺マンダラ2

対バンが松本里美さんという方で、
そのサポートに関島さんと、リュウタロウさんがいらっしゃいました。
どうもパスカルズ臭の強い年末です。


酒井さんwith Stringsのステージは感電でした。
水谷さんは風邪を召されて大変そうでしたが、でも楽しそう。
向島さんも沢山喋ったし、
坂本さんは火花の際、自分のコードを切ってしまうとのハプニング。
「素敵よね。トラブルも多いの。」
酒井さんの気の利いた一言。


ボスの歌わせる雨の3曲も素敵でした。
英語の曲も自然に歌ってくださるのですが
何故か古めの日本の曲も本物に歌い上げてくれます。


あの曲もあの曲も聴けて、
満足でした。
ボス、CD作りを考えてくれないかな。
年末をマンダラ2で過ごすのは好きです。
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2007年12月26日

怨恨の果て



過日、映画館で観る機会をふいにして
その後わざわざビデオを借りて『修羅雪姫』を鑑賞したわけは、
こっちを映画館で観る予定がたってしまったから、なのでした。


岸田森さん特集その4。
『修羅雪姫 怨み恋歌』
続編です。


『修羅雪姫』の記事の最後にも書いたけれど、
わざわざ続編を作らなくてもよかったのではないかな、と思いました。
恨みモノは基本的に
一作目で主人公の恨みをもう完結させてしまっているわけだし、
こと今回に関して言えば、

・一作目が「恨みの連鎖」っていう一歩深いところまで踏み込めてたこと
・一作目のラストが綺麗だったこと
・二作目では主人公以外キャストがかぶってないこと
・どうも一作目の成功をそのまま模倣してしまってる感があること
・二作目は、一作目を知らなくても大丈夫なように作られてたこと

などがあって、
「蛇足じゃないかなぁ」と感じてしまうのです。
別作品として立てた方が良かったのではないでしょうか。


でも、キャストは綺麗でした。
原田芳雄さん、伊丹十三さん、吉行和子さん、梶芽衣子さん、
そして森さん。
森さんはタキシードに眉薄、長髪。かっこよかったです。
でも死様は『白昼の襲撃』『曼陀羅』のが見事でしたが。

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2007年12月25日

クリスマス・キング

パスカルズライブ@吉祥寺スターパインズカフェ

25、26と2DAYSだったのですが、1日目のみ参加。
ライブ盤「ハイセンス・シューズ」レコ発も兼ねての年末特別ライブ。
特別だもんで、ゲストも多く、
曲も2日なるべく違うのやるとのことでした。


「ハイセンス・シューズ」にひっかけて、
皆さんお気に入りの靴を履いてきたとのことでした。
マツさんは雪駄、知久さんはお寺の娘さんに買ってもらった大きな下駄。
そして関島さん(ゲスト)、原さん、坂本さんは同じメーカーの
シューズでした。
坂本さん曰く、「我々足元系には良い靴」なのだとか。
足元系・・・?


永畑さんが珍しく石川さんの横(メインステージ横の小舞台)に。
ラッパを掲げる姿かっこよかったです。
「フライング・ゲスト」川口さんも、赤いジャケットが
トランプの王様みたいでかわいかったです。
ここにきて川口さん熱が上がってしまいました。


ラストのタロウさんの曲(題名忘れた)はやっぱり好きですわ。
スペイン風のやつ。
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2007年12月24日

たかきもの



片手でも余ってしまうくらいにしか読んでないけれど、
今まで読んだ谷崎文学のなかでは、『春琴抄』が一番好きです。


京マチ子主演の谷崎作品をまたもや。
『春琴物語』
映画館から事前に伝えられていたものの、
音声は本当に聞き取りづらかった…。

京マチ子さんは匂うばかりに綺麗だし雅だし、
あらすじも原作と殆ど同じなのですが、
それでもやっぱり違いました。谷崎とは。


谷崎文学の女性って、やっぱり君臨しているんです。
男は女に虐げられていても、むしろそこに悦びを感じてる。
ここにある女と男はサディスト/マゾヒストという区分が
できるのかもしれないけれど、それだけではなくて。
単なる個人の性愛主義の域を越え、美学として持たれてる。
そうした認識を承知した上、男女が体制を保っているように思えます。


今回の春琴には、優しさや一途さが窺えてしまいました。
「わては高慢かえ?」と訊いたり、
身篭った際、母親に相手を尋ねられても
「お互い言わないことになってるんです」と答えたり。


しかし、これも谷崎と切り離して観れば、
匂いのある魅力的な作品でした。
人によりけり形は違えど、
映画監督は濃厚な甘さとともに彼女たちを描いてる。
それはすごいなと、いつも思います。

私が谷崎文学の女性と会うと、
その女性の強さ・迫力に負けてしまいます。
それこそ三味線の撥で打ちのめされるような気分となって
逃げずにはおられませんので。
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渚のハイカラ劇場



まさか画像があるとは思わなんだ。
大島渚監督、『悦楽』を観に行きました。


愛した女の為に殺人まで犯したが、
女はあっけなく別の男と結婚してしまう。
更に殺人から転じて、横領金を預かるはめになる男がとる
空しき悦楽の日々。

個人的には、二人目の女性が好きでした。
なんとなく、幸薄い女性の方が魅力的に感じるのです、ワタクシ。


渚監督の作品は、『御法度』くらいしか
観たことが無かったのですが
そのとき、文字を印象強く使う人だな、というのと
もっと面白い作品があるんだろうな、という感想を持ちました。
で、実際、やっぱりそうでした。
もう完成しているというよりは、「今後に期待が持てる」という
感想を抱かせる作品。
昭和20年にタイムスリップし、
若くて前途ある才能を窺う時間でした。


出演者欄で観た名前を忘れた頃に、慶様が登場。
ものの3分程度しか出ないのですが、かっこいい。
渚監督作品によく出ていると聞くので、
そういった意味でももっと渚作品を観たいです。
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2007年12月23日

カテイノジジョウ


島尾敏雄原作、小栗康平監督、『死の棘』


原作を今年初めて読んだのです。
読んでいる途中で私小説だと知ったのですが。
トシオの浮気を知ったことから壊れていく妻・ミホに松坂慶子さん。
そしてトシオに岸部一徳。


原作とは印象が違うのですが、映画は映画でよかったです。
主演二人ともが評価された作品だと聞きますが、
どちらかというと松坂慶子さんの演技にすごいな、と。


本は、徹底してトシオの視点から書かれてるのに対して
映画は「ふたり」を描いている。
そこが「原作と違う」と思った一番大きな点でした。

あくまでもミホを見つめ、ミホを想い、ミホを考え、ミホを感じる。
トシオの記述を通して、ミホの壊れ方を知る一方、
その描き方から、トシオの異常も読み取るのが本なのですが、
映画だと、はじめから「ふたり」なんですよね。
はじめから、トシオもどこかおかしく感じられる。
岸部一徳ですしね。


「カテイノジジョウ」や「ドグゥマ」といった、
私なりの『死の棘』キーワードも殆ど出てきませんでした。
それでも観終わった後、「よかったな」という感想が出てくるあたりは
さすが小栗監督、です。


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2007年12月22日

修羅雪姫



「さそり」と同時に挙げられる、梶芽衣子さんの「怨恨もの」代表作。
映画館で観る機会もあったのですが、
それは見過ごし、ビデオを借りて家で観ていました。
日本でしか通用しないこのタイトル、好きです。
『修羅雪姫』


監督が藤田敏八さんというのに驚きました。
藤田監督は、
「現代の若者の、
 どこへ向かっていいかわからないもやもやした気持ち」
を描く人という印象があったので。
恨みというのは立ち位置も目的もしっかりしすぎています。
(修羅雪姫ではなく、しらけた姫の方が合ってそう。)

真っ赤な血がドバー、だったり、
恨んだ人間が既に死んでいたら墓石にも刃を向けたり。
口を開かずいろいろと、豪快なことをやる修羅雪。
確かタランティーノが梶さんのファンなのですよね。
私はどちらかというと、さそり梶派なのですが。


鹿鳴館も出てきますが、
結局、藤田さんは西洋趣味が無いのだと思います。
どうしても安っぽくなってしまう。
(安っぽさの時代を得意とする方でもありますしね…。)
そして結局、藤田さんは和モノ趣味も無いのだと。
修羅雪の持つ刀付きの唐傘は、粋な小物だと思うけど
でもやっぱり強い愛情が感じられないのです。


終わり方はでも、綺麗でした。
だけに、続編を敢えて作る必要はなかった気もします。
何故続編についての話をここで出すかは、また別の記事で。
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2007年12月19日

京都買います

岸田森さん特集その3。テレビシリーズ。

「帰ってきたウルトラマン 第35話 残酷!光怪獣プリズ魔」


「ファイヤーマン 第12話 地球はロボットの墓場」




「怪奇大作戦 第25話 京都買います」




どれも傑作です…。

「帰ってきたウルトラマン」と「ファイヤーマン」は、
岸田森さんが脚本も担当。
プリズムを怪獣にもってくるあたり、色が好きなんだなぁ、と。
「アイツ(弟)ちゃんと飯食ったかなぁ」なんて
可愛く心配する台詞まで吐いていますが、怪しさは全開。

今回やったものは全て終わり方が斬新だったのですが、
森さんだけの功績ではないですね。
当時の円谷は本当にすごかったのだと思います。
カメラ、演出、美術、役者…
どれをとっても素晴らしい。

しかし、「ファイヤーマン」のラストには、
保存用の度肝まで抜いて取られた気分です。
あ、あと平泉成(当時は平泉征)さんの若さにも…。


「怪奇大作戦」のこの「京都買います」は実は2回目。
(2005年9月6日「円谷プロフェッショナル」の記事参照)

「早すぎた名作」、怪奇大作戦シリーズの中でも
最高傑作との呼び声高い、とのことです。
他の作品を観ていないので
最高かの判断はまだ私にはできないのですが、
でもこの作品は本当に素敵。
特に、仏像を愛する女を追いかけるシーンと、
ラストに男(森さん)が独りで寺を歩くシーン、
そして本当に本当のラストには、脱帽です。

現在、「怪奇大作戦」DVD購入を計画中。
「京都買います」も、買います。


テレビはすごかった。テレビもすごかったんだ。
その中でもピカイチだった円谷が、
手撮り特撮から離れ、CGへ比重を傾けているというニュースは
あまりにもショックでした。
円谷を愛した森さんが納得できないやり方なら、
残っても仕方ないんじゃないかと、そう、思っています。
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2007年12月16日

智人の愛


「最近何を読みましたか」
「谷崎潤一郎の『痴人の愛』を読みました」
「渋いの読むねぇ〜」


高校受験の面接(落ちた)の一コマ。
谷崎は今ひとつ好きじゃないな、と感じた中学生の私。
今も好きだとは言えないのですが、
谷崎精神はなんとなくわかってきたと思います。


谷崎・荷風特集が始まりました。
はじまりとして、木村恵吾監督の『痴人の愛』を観に行きました。
49年の作品。思ってたよりも古い。
主演は宇野重吉さんと京マチ子さん。美男美女。


ラストががらっと異なる、ことももちろんなのですが、
原作とは随分違うなという印象でした。
だって宇野さんも京さんも、賢さがどうしても出てしまっていて…
愚かしさが全然ないのですよね。ロマンチックではあるけれど。
「白痴美」と陰口をたてられるナオミだけど、
京さんが演じるナオミのこととは思えません。


谷崎の「痴人の愛」と切り離して考えれば、
才色兼備の主演二人を含め綺麗だし、
欧風の情熱もあって、面白かったです。
かなり古い作品で、画像もぼんやりだったのですが
宇野さんの目の輝き、京さんの艶っぽさ、観てとれます。
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2007年12月15日

みよい白々

藤田敏八監督作品、『八月の濡れた砂』
宍戸錠主演、『極楽坊主』観に行きました。

『八月〜』は、
シラケ女優だのシラケ映画だのの時代のものだと聞きます。
闘争が終わって、イズムが去っていった頃なのでしょうか。倦怠的。
同時に刺激を求めた時代でもあったのかなと、思うのですが、
何にせよ
さらに白々しい現代に生きる私には、
時代的な空気が、実感としてはよく掴めなかったです。

原田芳雄さんの出現の仕方には驚きました。
そのシーンでは、最近このブログでよく出てくる「あの曲」が
ポイントとなっていたのですが、
そもそも映画の主題歌でもなんでもないわけですし…
どこをとっても、必要性まるで無し。
でもあの曲はやっぱり当時かなりヒットしたのかな。




『極楽〜』は、
くだらなくて下品と言ってしまえばそれだけの映画ですが、
なんたって宍戸錠が主演。
それに、くだらないといっても由利徹さんや芦屋雁之助さんなど
揃えているのです、人を。
くだらないものを期待通りにくだらなくやりきる人がいたのです。

宍戸さんは頬を入れてすぐだったのか、
まだ目立っていました。
もうちょっと恰幅が出てきた頃の方が好みです。
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2007年12月14日

僕の倖せ

松倉如子さんライブ@下北沢lete


お久しぶりの下北沢。
そしてlete。
客席に、歌姫(楽団)の舞ちゃんもお越しになっていました。

leteは狭いのだけれど、
広いものを作る人が似合うし、実際よく来る場所だと思われます。


勝さんもいました。
いるかな、と思っていましたが当然のようにいて、
開演前からステージでギターをポロンポロンでした。
演奏中はヴァイオリンや鍵盤ハモニカなどもやっていたけれど、
何故かどれも古くていい音がする。
楽器が持つ人に合ってきてくれてるように感じます。


松倉さんはもちろんマイクなしで、踊りながらうたいます。
「彼女」とか「ベアトリ姐ちゃん」とか、
好きな曲が多く聴けたなぁ。勝さんもたくさん歌ってくれたし。
勝さん勝さん、とよく呼びかけて、
勝さんに歌わせるときはご自身は横にすわってじっと見てたり、
奥にひっこんでしまったりして
時に一緒にうたいます。


ライブおわって、
(松倉さんのCDはもう持っていたので)勝さんのCDを買いました。
すると松倉さん大喜び。
「勝さん、勝さんのCDがうれたよ。じぶんでやんなよ。」
ステージで煙草をふかしてた勝さんを呼んでくれました。
ドウモ、と言ってくれた勝さんにお金を渡すと、
「自分で持ってるとわかんないから、松倉さん持っててよ。」
と、結局お金は松倉さんのとこへ。
このおふたりのやりとりを観るのって好きだ。

「うれた、うれた、うれしいな。」っていう、
去り際に聞こえた松倉さんの小さな声も。
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2007年12月12日

彼はカリスマ



岸田森氏特集その2。
『曼陀羅』


日本映画史は実のところ左程詳しくないので
ATG映画、というのがどのような経緯で現れ、去っていったかは
わからないのですが、
何故かはずれのない、前衛的作品群。
今回も、そうでした。


カメラカメラカメラ、カメラがやりすぎである、
なところが「怪奇大作戦」を思い出させると思っていたら、
監督が、同じだったのですね。実相寺監督。


宗教性と、性。
これらを交ぐわえたユートピア(無時間空間)をつくる森さんは、
集団への「カリスマがいなければ崩壊する」という批判に対して
「わたしはカリスマではない」と言い放つけれど
何をどう考えてもカリスマに他なりません。
死に様含め。


自由主義闘争やらが関わっているのだろうし、
この映画の真髄を理解しているとは到底言えませんが、
ひとつ、ユートピアというからには
無場所性も求めてほしかったです。
四次元は、空間の捻れなので。


しかし、すごかった。
結局は一言に尽きます。
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2007年12月07日

「鉛筆は山ほどあるので」

    img063.jpg

「蝶と骨と虹と 〜坂本弘道 独演 第二夜」@明大前キッド・アイラック・アート・ホール


まずあずきを散りばめるところから、始まりました。
微塵ほどの躊躇もなく、あずきを投げつける姿から。
チェロの中にも惜しみなく、あずき。始めから、あずき。

火花がありました。

オルゴールがありました。

鉛筆がありました。あずきのように叩きつけられる鉛筆。
あと、鉛筆削りも。

日めくりカレンダーは、驚くほど綺麗に舞います。

トゲトゲチェロは初めて観れました。


もはやチェロの可能性も音楽の可能性も、
広げすぎて枠そのものがなくなってしまってます。
可能性すらを飛び超えた四次元を飛んでる。


坂本さんを明大前のこの小さいホールで観るのが好き。
その後に、ミシュランにも教えたくないほど素敵なイタリア料理屋さんで食事するのが好き。

次回はでも、野外らしいです。
以前ちらりと聞いた、あの構想がついに・・・!?
「室内では出来なかったこと」、
今でも充分室内で、
普通に考えたらできないことをやっちゃっている気もしますが。

珍しく用意されているアンケート用紙に個人情報を書くと、
蝶と骨と虹とを、外で観るための詳細が知れる。
もちろん書きますとも。
「鉛筆は山ほどあるので」。

まさかで手に入れることのできたCD、音源の枠を超えてる。
坂本さんは、規格が違いすぎる。
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2007年12月05日

不死蝶再舞



不死蝶・岸田森さん月間が始まります。
特集上映が9週間なので、年をまたぎますが。

『白昼の襲撃』
若き日の黒沢年男主演です。


よかったです。
カメラと演出と、緑魔子と岸田森(夫婦役)がピカイチ。
ショットやシーンの切り替えるタイミングが絶妙です。
あの夫婦も、出番と比にならない程に妖しさ満載。
脚本だけ追っていっても、あんな風にはなりません。


黒沢年男さんは人として、わりと好きなのですが、
知ったのが現在の黒沢さんだったので、若い頃を見ると違和感があります。
でも、若い頃は若い頃で今とは違った魅力があります。


あと、演じた人の名前はちゃんと調べてないのですが
黒沢年男になつく、「サチオ」もよかったです。
この作品は脚本として、もしくは監督の思惑として、
半分はサチオのものですね。
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2007年12月01日

ちびとらちゃん

img062.jpg

画像が悪い、上に歪んでてすみません。

ヨゼフ・パレチェク「ちびとらちゃん」新作原画と
ヴィンテージしかけ絵本展@渋谷パルコ

パレチェクさんが初来日、で、トークショーとサイン会も…。
パレチェクさんの作品ちゃんと観たことないのに、
軽軽しく行ってすみません。
しかもサインもらえるつもりですみません。
もちろん、整理券なんて余ってませんでした。


そもそも「ちびとらちゃん」を読んでないのだからね。
原画は原画でかわいいので、楽しめましたが。
あと、チェコのヴィンテージしかけ絵本!
売り物としても置いてあったのですが、予算的に厳しかったので…
「白雪姫」とか、やっぱり買っておけばよかったかなぁ。

パレチェクさんのポストカードセットと、
パレチェクさん画の小学3年生用音楽教科書のみ購入しました。
色彩豊かでかわいい。
チェコのクレヨンて何色入りなんだろう。


展示を見終わって、ポストカードその他を買って、
整理券はなくて、もう用はないはずなのに
パレチェクさんの姿を観るためにみっともなくパルコに残るの図。

近くで、100%ORANGEさんのサイン会もやっていたみたいで
自分がチェコモードになっていなければ寄っていたのだろうなーと
ぼんやり。



でもチェコモードなので。モード派のB型なので。

みっともなく残った甲斐あって、かなり遠目でしたが、
お姿拝見、お声を拝聴できました。
チェコ語はそれだけで音楽みたい。
整理券もないのに人ごみにまぎれて、
ずっといる、その醜さにようやく耐えられなくなったので
すぐ帰りましたが、
「ちびとらちゃん」のチェコ語版絵本が欲しいと思いながら
渋谷の雑踏を過ぎたのでした。
posted by Cui at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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