2007年07月29日

暴れん坊性分




松田優作二本立て。


『最も危険な遊戯』は、
正直あんまり面白いと思えなかったのですが
優作さんはやはりアウトロー、はみ出している人なのだな、と。
同じシナリオでも優作さんが演じなかったらば
ああいった主人公にはならなかっただろうな、と思います。

『家族ゲーム』は逆に、作品がしっかりしていて、
とても面白かったのですが、
その分、優作さんの映画という感じはしませんでした。


普段はどちらかというと
「作品」を重視するのですが
役者に存在感がありすぎると、その辺が難しいです。
役者も卓越、作品も卓越、が一番よいのでしょうけれど。


あと、ふと思ったのですが、
私はひょっとしたら、映画よりもテレビで観る優作さんの方が
好きなのかな、などと。
優作さんの役で一番すきなのは恐らくずっと
「探偵物語」の工藤ちゃんです。
日常の中の60分から世界をぶち壊してほしいのです。
そして逆に、息子の龍平君に関しては、
映画で観たいのです。
120分でくくられた世界に濃密な空気を充満させて欲しいのです。

あの頃と現代とのテレビ事情の違いもありますが
それでもやっぱり、
彼はテレビで、彼は映画で。
なんとなくですけどね。
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2007年07月28日

夏のうた、夏のうた

Gさん「下北水中ライブvol.35 夏のうた」@下北沢lete


夏休み特集で、二夜連続だったGさんの下北水中ライブ。
2日目だけ、参加してきました。


久々のleteは人が多く、地味に夏休み気分。
そして「夏のうた」を多くやってくれました。
「ワンピース」「パルテノン銀座通り」などを聴いて
あぁ夏があってよかたな、などと考えてしまう単純な私です。


MCでも、夏の思い出話を。
今の奥様がまだ「彼女」だったときの
一緒に行った海でのお話でした。
免許とりたてのGさんと奥様が海へ行って遊んでいたものの
乗っていたビニールボート(?)から空気が抜け、
救助隊に助けてもらった、とのことでした。


アンコールが珍しく2回あり、
どっちかでやってくれたのが「温度計」。
よく歌ってくれるのですが、それでも夏の曲。
Gさん曰く、
「夏は汗もかくし、夏って、'自分は何者なんだろう?''何者でもないな'
とかって考えちゃってね…
夏のうたって言っても、
山下達郎みたいな(明るくさわやかな)曲は作れません。」

そんな夏もまたよし。
Gさんも山下達郎も好きですよ。
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2007年07月14日

ホルモン台風


東中野から高円寺へ。
ホルモン鉄道ライブ@高円寺 円盤


1年ぶりにホルモン鉄道。
時間になって、石川さんと大谷さんが入ってくるなり「休憩」。
台風がやってきたこの日。
準備の時間がとれなかったのだとか。


円盤は狭いレコード屋さんだったのですが
その狭さがおふたりには丁度良さそうでした。
いつもの曲あり、新曲もあり。
2ndアルバムが来年に出るかも…という衝撃のニュースあり。

40超えたおっさん2人が目をきらきら輝かせてただ遊んでいる
それを観るのが、どうしてこんなに楽しいのか。
まぁ、ただの遊びでもない気もしますが…
私は自分の子供時代にも、
あんなに綺麗な瞳を持てていなかった気がします。
(けれども最近、子供心って大人になってから手に入れられる部分も
あるのではないかと考えるようになってきてるのですが。)


アンコールでやった、サーカスの曲がすごくよかったです。
タイトルはわかりません。
語彙がどんどん貧弱になってきている今日この頃の中で、
豊かな言の葉を久々に聴くことができた。
幸せなことに そんな満足も 得られたのでした。
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ウズメの踊り


ogiharaさんに誘っていただき、
remuさんと3人でベリーダンスを観に東中野へ。


ベリーダンス、ヨロ昆撫のたぷえちゃんの踊りくらいしか
観たことがなかったので、
きちんと踊りだけ鑑賞するのは初めてです。
たぷえちゃんは脱退してしまいましたし…。


出演者は全員日本人とのことで、
少しだけ期待レベルを落としていたのですが
どっこい、面白かったです。
「天の岩戸」のウズメの踊りって
こんな感じだったのかな、などという
ふとした考えもおりてきましたし。
でもいつか、本場のものも目の前で観たいです。
あと、できれば演奏も録音ではなく生音で。


ベリーダンスは中東の踊りだから
当然宗教的なところから生まれたのだと信じて疑わなかったのですが
大元は関係ないらしいですね。
男性のベリーダンスも存在するらしいのですが
そちらにもかなり興味があります。
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2007年07月07日

1:n



喜び重ねて喜重の映画へ。
わかる? はしゃいでいるのです。
喜重の映画、スクリーンで観る機会、
少ないわけではないけれど多くもないものですから。
『樹氷のよろめき』


カメラに痺れ、音楽に痺れ、役者に痺れ、
びりびりして、よろめいてしまいます。いつも。
他の喜重作品の方が好きだとも思ってしまったのですが
それでも劣ってるなんて誰もいえないのです。

ひとりの女、ふたりの男。
かつて愛し合った男女。
かつて別れた男女。
かつて出逢った男女。
いま別れようとする女。
いま再会した男女。
いま別れようとしない男。
いま歩こうとする女。誰と?
男はどうするのか。
女はどうするのか。
最後、あれから、あのふたりはどうなるのでしょう。
そもそも、ふたりとくくってよいのでしょうか。


七夕でした。曇りでしたが。
織姫と彦星は、天の川隔てて
ひとりの女とひとりの男。
だから、喜重映画のような混乱は無さそうです。
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2007年07月01日

忘れ物はなんですか



テレビでやっていたので。
『明日の記憶』


公開当時に観た予告の時点で
映像的にはきっと面白くないだろうな、とか
内容も意外としまりがないんだろうな、とか
ハードルをぐんと下げていたのですが
うーん、申し訳ないけれど、
もっと下げても平気なくらいでした。


いやいや、メインの3人(渡辺謙さん、樋口可南子さん、大滝秀治さん)
の演技はとてもよかったのです。
3人芝居でもよかったくらいです。
そう、ちょっとムダが多い作品でした。
もっとスマートでよかったですよ。


内容ありきな作品なので
映像云々、については敢えて申しませんが
重視すべき内容も、リアリティがありません。
医者の父親がどうの、とか
会社の人たちがどうの、とか
無理やり美談にしてしまうから余計にですね。
不自然なほど「キレイ」にまとめるのは、
実際苦しんでいる人たちの希望の光にはなっても
その他のひとたちの理解を
更に遠ざけてしまうのではないでしょうか。

配役もイマイチでした。
脚本についても、
夫と妻の視点も中途半端にまざってしまっていて
どこにウェイトがかかってるのかわかりません。


しかしいつも思うのですが
若年性アルツハイマー(認知症?)を扱う作品て
なんで「恋人」や「夫婦」や「家族」が単位なのでしょう。
独りで苦しんでいるひとも必ずいると思うのです。
人と人との繋がりも、いいんですけど、
もっと、病気そのもの、闘病そのものが知れる作品があっても
よいのではないかな、と
思ってしまうわけでして。
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偽ハムレット


太宰の「新ハムレット」は読んでも
本当の「ハムレット」は読んでいない。
そのままでまた、偽ハムレットに手をつけてしまいました。
アキ・カウリスマキ監督作品、
『ハムレット・ゴーズ・ビジネス』



お このDVDには『マッチ〜』も入っているのですね。


そういえばカウリスマキの『罪と罰』も、原作を読まずに観たのでした。
今年ようやく読んだ「罪と罰」。
読んだ上で、映画をもう一度観たいですね。


ハムレットは大まかなあらすじは知っていたので、
多少は映画に際してのギャップを楽しめました。
ラストの展開にも驚きましたし。
カウリスマキがこういう作り方をするって珍しい気がします。


オフィリア役にやっぱりカティさん。
死に方が綺麗でした。
彼女はいつも、愛されていますね。
『マッチ〜』では不幸だったわけですが
それでも観るひとが彼女を愛するわけですし。


決めました。わたし、今年ちゃんと「ハムレット」読みます。
その上で太宰の「新ハムレット」も読みます。
そしてこれももう一度観ます。
さて今年のいつ読もうか。
それが問題です。
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