2007年06月29日

週の終わり


COTSUCOTSUライブ@吉祥寺MANDALA-2


坂本さんと三木さんが参加しているチェロ三人組COTSUCOTSU。
初めてライブへ行きました。

3人チェロだと坂本さんは大人しいです。
ですがやっぱり大人しくないです。
佐藤さんと三木さんのチェロを観て、
あぁチェロってこんなに綺麗なコーティングがあったのだと
久々に思い出しました。
坂本さんのチェロは……。


三木さんには詩の才能もあったのだと知りました。
チェロと家具と詩と、
どれにも同じくらい、持っている才能を注ぎ込んでいます。
弓は落っことしてしまいましたが。

佐藤さんの曲もかっこよく、すてきな3にんぐみ、でした。
坂本さんの「チェロ燃やしライブ」は是非行きたいです。


対バンがアレポスさん。
初めてだったのですが、こちらもよかったです。
うたも良いのですが、なによりもピアノが。
久々に、新たに知るピアニストに鳥肌でした。
なんて自由な指の動き。
こちらも要チェックです。
ひとだけ観ても、おふたりとも愛すべき変てこさんでしたし。


金曜の夜でした。
自由で締めるのが似合いな曜日。
posted by Cui at 00:00| Comment(0) | TrackBack(1) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月23日

不幸灯火

ありそうであんまりなかったアキ・カウリスマキ特集。
ふたつしか観に行けなかったのですが。
今回はその一つ目。
『マッチ工場の少女』


カウリスマキ映画以外で観たことがないので
「アキ・カウリスマキ専属女優なのでは?」とも思ってしまう
カティ・オウティネンさんが主演です。

カティさんはたしかに若かったのですが、
「少女」という邦題にはあんまりしっくりきません。
字幕は何故か「マッチ工場の女」でしたし、
原題は「少女」ではないのではないかな。
「マッチ売りの少女」にひっかけたのでしょうか。
それっぽいですね。


毎日働いて働いて、報われなくて、
一着のワンピースで生活を変えようとした女。
けれどそれでもやっぱり不幸はとれなくて。


おそらくやや古めの作品なのだと思われます。
最近の作品よりも、メリハリがあり
オシャレ要素、デザイン要素もくっきりしていました。
そして何より、沈んだ顔や笑顔など、
役者が本当に表情を出していました!
台詞はやっぱり少ないのですけれど。
あぁでも音楽は、いつもより存在感が強めでした。


不幸でも不運でも
終わり方まで音楽がオシャレだったので、スッキリ。
マッチ売りの少女はきっと、
火の中に、音楽は入れていなかっただろうな。
posted by Cui at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月18日

水中ブランコ

Gさん、さかなライブ@吉祥寺MANDALA-2


西脇さんは何度か観たことがありますが、
「さかな」は初めて。
いつか聴いてみたい、と思っていたのですが
この度Gさんとさかなが一緒にやってくれる、とのことで!
うきうきして向かったのでした。


西脇さんが(いい意味で)あんななので
ボーカルのポコペンさんもきっとあんな、
物静かが先にくる人なのだと想像していましたが
外へ発する華やかさを持つ人でした。
面白い人でもあり、何故かニュース・コーナーも。
声は透き通っていて、キレイで、
西脇さんの心地よいギターとぴったりでした。
いつか、CDも。





次にGさん。
さかなと一緒という喜びからか、MCが積極的でした。

・バイクと接触の末、免停となった話
・「ガンバレNHK受信料集金係」話
・井の頭公園で出くわした、
「歯医者の帰りらしく麻酔の為口が半開きな彼女」と
「そんな彼女に主導権を握られている風で、
鉢入りの花をプレゼントする彼」カップル観察の話

等等。
曲の方も綺麗に仕上げ、
最後に行われたさかなとのセッションでは
思いがけずベース姿も拝めました。


ジャンタル・マンタルの活動は
曖昧な状況変わらず、ですが
水の中のようなゆったりした空気を気持ちよく感じさせてくれる彼らだし、
たまに、こうしてまた一緒にやってくれれば
それで嬉しいです。
posted by Cui at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月17日

渦風を聴く

海風.jpg


松倉如子さんライブ@東小金井 ザ・チャンプルー海風


2回目の松倉さんライブ。
対バンが木蓮さんでした。

まず木蓮さん。
木蓮さんも2回目だったのですが、
受けた印象がちょっと前と違いました。
もっと太鼓、太鼓、太鼓、+ジャズ
というイメージでしたが、
ジャンルが幅広くなっていたような。
おそらくメンバーも増えていましたし。

いろいろできて、楽しんでやって、
みんなでやって、
でもこのバンドはチェさんがやっぱり核になっていて
そのチェさんもやっぱり何か核をちゃんと持っているような
気がしました。
渦巻いてます。


松倉さんと(渡辺)勝さんは
一回目よりももっと、更に好きになりました。
この人たちもまた、渦巻きさんです。

ふだんはフンラフンラの勝さんが実は歌うときは
太くてダンディーな声を出すことにも驚きでした。

松倉さんは植物みたいな方でした。
都会にある鉢植えの植物ではなくて、
森の中にあるやつです。
このひとは自分で酸素をつくりだせるから
窒息することもないのではないかと思われます。


沖縄料理を食しながらのライブ。
なまあたたかい風が似合う夜更けでありました。
posted by Cui at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月16日

再会



あんまりそう見えないかもしれませんが、
想いは、わりと強い方でして。


愛しのかの人に再び逢いに行きました。
パラジャーノフ様様。
『ざくろの色』
こんな、こんな赤ではないのですが。


もっと逢いたいのです。
ほかの作品も観てみたいのです。
けれど例えこの人が残したのが
この一つの作品だけであったとしても
わたしは恋に気が違ったまま戻ってはこれないのではないかとも。


ざくろは染み入ります。ここに。
posted by Cui at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月09日

君と会ったその日から


『濡れた逢びき』
一連の加賀まりこさん特集のひとつです。


映画館のチラシに、「出演:田辺昭知」とあったのに対しては
何も思うところもなく、読み流していたのですが
映画が始まって、この田辺さんとやらがやたらと
「♪きーみとあーったー」のフレーズの口笛を吹くので
あれ?と感じていたら
オープニングのキャストの欄に
「田辺昭知(ザ・スパイダース)」とあってようやくハッと。


スパイダース全盛期と思われる時代。
スパイダースのアイドル映画中では
さっぱり目立っていなかった田辺さんが
こんなところで主役をはっているとは…。
しかも、映画の後半ではテンプターズも出ています。
むしろテンプターズの曲の方が
きちんと紹介されているような感じすらしましたが、
まぁ、どちらも人気があったのだと思われます。


加賀まりこさんは勿論かわいい。
美女出現率の高い映画でした。
「秘密」を知り合ってから、離れられなくなった二人。
愛を語りながらも
それぞれに他に想いを寄せる人物が現れたことで
二人は互いの殺害を企て始め…
ストーリーはこのようなものでした。

「君と会ったその日から」
悪夢のような不幸せ、を担ってしまったと感じる二人。
スパイダースの曲と真逆になってしまっているようで、
いいのかな?とも思いましたが、
作品のテンポもよかったし、わりと楽しめました。

posted by Cui at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月03日

うつつ

恋愛睡眠のすすめ.jpg
remuさんと映画を観に行きました。
今回はオダギリ会ではなく、
ガエル・ガルシア・ベルナル会!(私の中で。)
シャルロット・ゲンズブールと共演している
『恋愛睡眠のすすめ』


ガエルはかっこよかったし
シャルロットも素敵な女性でした。
映画としては、ちょっとコメントしづらいというか…
ううーむ、おそらくどこかで趣味が違うのだと思われます。
フランス的だし、かわいいところもたくさんあったのですけれど。


ガエルとフランス語というのはやはり似合わない組み合わせでした。
劇中でも、「ひどいフランス語」などと言われていましたが。
やっぱり彼はラテンであってほしいですね。
あと、もうちょっと地に足のついた役に向いてるのではないかとも。


というわけで、映画の浮遊感に比べて随分と冷静な構えで
スクリーンに対峙していたワタクシとremuさんだったのですが
他のお客さんたちがやたらと笑い、盛り上がっているのにびっくり。
日本人であそこまでジョークに反応するのは珍しい気がするのですが。

我々はどこにいてもマイノリティなのでしょうか、ねぇremuさん。


posted by Cui at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月02日

薫り高き八千の草



篠田正浩監督作品。
加賀まりこ主演。
『美しさと哀しみと』


加賀まりこさんも可愛かったのです。
ほんとに可愛かったのです。
「お人形さんみたい」なんて形容がばかばかしくなるくらい、
こんな可愛いお人形、そう簡単には見つけられないよと思うくらい、
可愛かったのです。
ほんとにほんとに可愛かったのです。

けれど

美しい人を観てこれほどの衝撃を感じるのは久々でした。
加賀さんももちろん、ものすごく可愛かったのです。
けれど私に落雷を落としたのは別の御方でした。
八千草薫さん……。
今ももちろん美しい方です。わかっています。
けれども若い頃もあんなに美しい方だったとは!


映画全体としては、何故か『嫉妬』という、
キャストもスタッフも全然違う映画を思い出したのでした。
(共通点があるとすれば、『嫉妬』の主演は岩下志麻様(夫が篠田監督)
だったのですが、作品同士にはさっぱりつながりはありません。)
何ででしょう。
音楽の入れ方や作品の終わり方から感じたのでした。


しかし、加賀さんがどんなに可愛くても
八千草さんがどんなに美しくても
篠田監督が一番綺麗に撮るのって、やっぱり志麻さんなんだな、と。
今回のも、もちろん良かったのですが
志麻さん主演の作品の方に、
より強い念を感じてしまうのは私だけでしょうか。
posted by Cui at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月01日

潤い水無月

パスカルズライブ@吉祥寺スターパインズカフェ


ヒネモスさん主催のライブ。パスカルズと、
絵芝居エモリハルヒコ氏が登場するという満たされライブ。


ヒネモスもパスカルズも、両方おもちゃの音などを
積極的にとりいれる遊び心満載楽団、オーケストラなのですが
それでも雰囲気は違いますね。
「違い」はわかってくれるのを待っているのではなくて、
もうそこにあるのだな、と思いました。
それだけなのだな、と。


エモリハルヒコさんの絵芝居は3つ。
2つは前にも観たことがある「私の夢」と「おどれ鳥」だったのですが
初めて観る「いか兄弟」には噴死しそうになりました。
エモリさんのCMとして
イラストを担当した本を紹介していました。
「私の本ではないんですけど」
立ち読みでもいいらしいです↓



さてパスカルズ。
知久さんがカンボジアへ虫採り中なので
やや寂しくもありましたが
その代わり、珍しく斉藤さん(パスカルズ15人目のメンバー)が
参加してくれました。
真ん中に座りながらも、やはりいつも通り静かに丁寧な演奏。
斉藤さんらしいです。

マツさんのピアノ・アコーディオンにも酔いしれて、
久々に観る石川さんの動きにも笑わせてもらって
ちょっとすっきり。
5月が終わって、水の無い月へ突入した日。
潤いをいただきました。恐縮です。
posted by Cui at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。