2007年03月31日

おしらせ

―更新頻度が、大幅に低下します。―


みなさまどうもこんにちは。

どのような言葉からはじめていいのかわからなかったので、
結論を先に書きました。
これから、そういうことになります。


ブログをはじめて約二年。
映画を観たりライブへ行ったり、
それらが好きなことはなんら変わらないのですが、
4月より環境の方ががらっと変わり、
映画を観たりライブへ行ったり
ブログを更新したりできる時間が
大幅に減少しそうなのです。


閉鎖も考えたのですが
とりあえず、自分が「あったほうが便利だな」と
思ってるので、残すことにしました。

ライブの予定も映画の予定も、ぽつぽつ入っているので
さらにぽつぽつにはなりますが、
できるだけ更新したいとは思っています。
日付は私の出かけた日に合わせてるので
後から見たら違和感もさっぱりないかもしれませんね。


まぁもともと、「旬」なことを書いてるわけでもなし
更新が遅くて困る人もいないブログなんですが
とりあえずのごあいさつ。
もちろん、
「がらっと変わ」った環境が、またいつ
「がらっと変わ」るかもしれませんですし。


とりあえず、ほぼ二年、
とりあえず、ありがとうございました。
とりあえず、これからもどうぞよろしくおねがいします。
とりあえず、私も生きていますから。
とりあえずのことなのに、
こんな大仰に書き立てて申し訳ありません。

Cuiでした。
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九州レポ〜梅が枝餅に誘われて

もはや九州レポではなく長崎レポと化していましたが
ここにきてようやく(そして最後となってしまいそうですが)
福岡について。


福岡は博多に宿泊したのですが、
博多って、都会なのですね。
東京都心とそう変わらないです。
ただ駅名は東京よりカッコいいものが多くて、
電車に乗ってる時は路線図見るのが楽しかったですよ。


さて福岡は、
なんと2日連続で大宰府天満宮へ行ってきました。

太宰府




梅見頃で、天気もこれ以上ないくらい良くて、
旅の疲れをのーんびり癒せる、いい場所です。
猿や白馬などの動物にも偶然出逢えましたし。


もんたくん.jpg  左は猿のもんたくんと、
  「毎日が地獄です」Tシャツを着る
  猿回しのおじさん。

  もんたくんはとても賢い猿で、
  人間を小馬鹿にした態度がなんとも
  よろしい。




そして、太宰府といえば梅が枝餅。

梅が枝餅.jpg


博多には、
どこまでが本当の名物なのかわからないくらい
たくさんの「おみやげ」が売られていましたが、
梅が枝餅に関しては、
太宰府付近でしか見かけませんでした。

おいしいので、もっと食べたいし
周りの人にも食べさせてあげたいのですが、
太宰府で食べるのがきっと一番おいしいのだろうな。


本当に、あんまり気持ちが良かったので
2日連続で行ってしまった太宰府。
太宰府2日目の午後に東京へ戻ったのですが
「明日も行きたいなぁ」などと考えてました。


九州、また行きたいなぁ。

posted by Cui at 12:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月29日

結婚ばとん

ジャックさんから
「まじめに回答せよ」との命令つきで頂いた結婚ばとん。

マリー・ブライダル氏と私、
そんなに仲がよくないのかもしれませんけれど
一応回答してみたので、読みたい人はどうぞ。


結婚ばとんを読む
posted by Cui at 11:57| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

九州レポ〜こころのたべもの

「本はこころのたべもの」

そんなキャッチフレーズを掲げた、「童話館」なるグループ。
そのひとつに、「祈りの丘 絵本美術館」はあります。

絵本美術館.jpg


高校の修学旅行ではじめて長崎を訪れた際に
偶然みつけた場所。
1階には、絵本やグッズが売られていて、
2、3階はギャラリーに。
一瞬で心を奪われたものの
修学旅行の悪しきとりきめ、
集合時間に間に合う為には
涙を飲んでサヨナラしなければなりませんでした。
「また、ぜったい、くるから。」


今回の旅行の目的のひとつは、
この決意を果たすためでした。
好きにお買い物も出来ます。
3階にあった、
絵本読み聞かせコーナーでゆっくりすることも。

大好きだった高円寺の絵本屋さんもつぶれて、
いい絵本がどんどん失われていますが、
ここにくれば大丈夫、という気がなぜかします。
直感にすぎませんが、
直感がはたらく場所って、それだけで貴重。


2、3階の企画展は、
名前を聞いてもぴんときませんでしたが、
行ってみるとわたしの大好きな絵本作家さんの特集でした。

『はせがわくんきらいや』の長谷川集平さん。




『ねこのごんごん』(絶版なんて、どうかしてる!)の
大道あやさん。

ごんごん.jpg


つくづく、来てよかった、とおもいました。
本は、絵本はこころのたべもの。
その点で言えば、
私の幼少の頃の食生活はかなり豊かだったかも。
もしも私が子供を育てるときがきたら
こころのふくよかな子にするつもりです。
ダイエットなんて、絶対に許しませんからね。
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2007年03月28日

惑わしの星




『惑星ソラリス』
映画史に残るタルコフスキーの超有名作を初めて。


個人的にタルコフスキーは二回目で
両方ともビデオ鑑賞だったのですが、
できればスクリーンで観たかったです。

冒険もの、ファンタジーもの、SFもの。
幼い頃から苦手にしていますが、
名目はSFでも、場所は宇宙でも、
とり扱われているのは人間の深層心理、だったんで
そして映像も美しいので、
脳が無重力空間になげだされ、
ポーっとして観ていました。
みとれる、という感じで。

哀しさや愛しさなどの感情も、もちろんあるんですが、
もっともっともっと深いような。
だからか、ただポーっとしています。
解説っていう作業ができないんですが、
いつかできるようになるのかしらん。


表面上は不気味なほどゆったり、
とろけるように浮かんでいるけど
地下には何か、激しくうごめくものがある。
ロシヤ、ソビエト映画に対する一つのイメージ、
やっぱりここでも。


ぐったりと、知らぬ間に鼻血をだすようにして
そしてどんどん沈んでいきたいですね。
次は『ノスタルジア』『鏡』が観てみたいです。
もちろんスクリーンで。
やわらかい椅子に、ずぶずぶ沈みながら。
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2007年03月27日

ロシヤの太陽





どちらかというと初ソクーロフというのに
わくわくして観に行ったのですが、
主役のイッセーさんにここまで惹きこまれるとは・・・。
昭和天皇ヒロヒトを描いた、『太陽』


もちろん映像様式も美しく、ソクーロフ様様、でしたが
何よりも、主役をイッセー尾形さんに任せたところが
この映画を完成させる最大の要因だったのではないかと。
前々から、すごい役者さんだとは知っていましたが、
あれほどまでとは・・・ おみそれいたしました。

前にテレビでやっていた、
ユーリ・ノルシュテインのドキュメンタリー番組の中でも
「『外套』を演劇にする際にはあなたが主役を務めてくれ」
とユーリ自らがイッセーさんに頼んだシーンがありました。
ロシアの芸術家から人気があるのかもしれませんね。


表面上は不気味なほどゆったり、
とろけるように浮かんでいるけど
地下には何か、激しくうごめくものがある。
わたしのロシア映画に対する一つのイメージです。
ロシヤ映画に対するイメージです。

それがイッセーさんからもあらわれていて、
日本の役者でかためられていても
やっぱりこれは、ロシアの映画だわと感じます。
ロシヤの映画です。
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2007年03月26日

I'm home

エチオピアにいるユダヤ人をイスラエルに帰還させる、とした
「モーセ作戦」。
その史実をベースにした映画、『約束の旅路』を観てきました。


雑誌「DAYS」にも紹介されており、
モーセ作戦自体に関する知識を持っていなかった為、
そういったことを知るべく観に行ったのですが・・・

物語が、キリスト教徒のエチオピア人少年が
ユダヤ人と偽ってイスラエルへ向かい、
そこでの「ユダヤ人としての」生活と
本当はユダヤ人じゃない、という事実から
アイデンティティを考える・・・という話だったので、
社会派というよりは人間ドラマな映画でした。
彼を一人イスラエルへ向かわせた母親との再会も絡んで更に。


ラストの展開も速いし、
もっとどこかに絞って撮った方が・・・と感じたりで
映画としての評価は
そんなに高くは与えられないと言うのが本音なのですが、
勉強になったこともありました。

モーセ作戦というプロジェクトの
存在を知ったことももちろんそうなのですが、
それ以上に、
普段、イスラエルというとパレスチナとの紛争としてしか
ユダヤ人というとヒトラー時代の迫害対象としてしか
見えてなかったところがあったので、
ひとつの宗教、ユダヤ教をとりまく諸問題に
はじめて向き合う姿勢がとれた気がします。


ということで、映画の出来については少しけなしながらも
下のキャンペーンには参加。
宗教対立や政府の目論見よりも
飢えや病気で亡くなる人を一人でも減らすことが、
そう考えることが、
人間の帰還すべき場所なのではないかと思うので。


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『約束の旅路』ブログ募金キャンペーン

(映画『約束の旅路』に関するコメント・ご感想をご自分のブログに書き込んでいただき、トラックバックをお願いいたします。
エントリ1つに対して、シネマカフェ運営会社「株式会社カフェグルーヴ」よりUNHCR(国連難民高等弁務官)駐日事務所アフリカキャンペーンに50円の寄付を行います。バナー・予告編を掲載いただいた方も募金の対象となります。)

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2007年03月24日

かわいいから許すってさ

アッバス・キアロスタミの『トラベラー』

長編処女作、とのことですが、さすが。
けれど、話は、うう、かわいそう・・・。


イラン映画は
実は裏にものすごく社会的な思想が隠されているんだ、
という話をまた聞きしたことがありますが、
そうだったとしても、
それに気づけなかったとしても、

「あぁ、すごいなぁ、うまいなぁ、かわいいなぁ、
 絶妙だなぁ、さすがだなぁ、どうして?ほんとにどうして?」

と、自らの語彙の貧弱さを目の当たりにして愕然としても、
それでも許されるものだと思います。


この映画の主人公の子も、
かなりの悪い子だと思うんですけど、
かわいいから、それにかわいく撮っているから、
許してしまいます。

かわいい人って得。
かわいがれる人って得。
許されるからに加えて、
ちゃんと中身も入ってるからほんとにお得です。




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晴れない

.jpg
『帝銀事件 死刑囚』


帝銀事件をさっぱり知らなかった
私の無知をお笑いください。

帝銀を襲った強盗殺人事件。
「犯人」と最高裁で確定され、
死刑判決を受けた平沢貞通氏。
けれども、有罪判決が有実とは限りません。


丁度、松本清張の『日本の黒い霧』を
借りていたところだったので、
事件のあらましが頭に入りやすかったです。

映画も本も、「冤罪」の視点から語られてはいるのですが、
両方とも綿密な調査がなされているので、
現代だと、どう考えてもあれは冤罪。
そして、その背景にある何だか怪しい「黒い霧」、
731部隊。

戦後を考えます。
憲法九条は大好きですし、
アメリカからは、
侵略と言うほどの強い圧力を受けていたというイメージは
左程ありませんが、
当時起こっていた様々な未解決事件を探っていくと、
あの時マッカーサーが来たこと
戦後が本質的にどういう状態だったかということ
そして、現代は本当に、「平和」なのかということ
そういったものを、はた、と、
考えざるを得ません。
今のソーリダイジンが、ソーリダイジンやっていることも。


映画の作りとして云々、ではなしに、
ひとつの物事を凝視すること
それが体制に反発するものであっても怖気づかないこと
次世代にも議題を受け継がせること
果たせる人がいて、よかった。
今、そういう人、どれだけいるでしょうか。




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2007年03月22日

動脈爆破

masumura.jpg

『動脈列島』という映画を観に行きました。
実は増村保造監督作品。
増村映画には珍しく、男性が主役でした。
出てくる女性も、男をふりまわすタイプではありませんでしたし。
主演は近藤正臣と田宮二郎。


新幹線の騒音に苦しむ住民たち。
中には命を落としてしまう人もいて、
そんな現状に怒りを覚えたある医者が
国鉄を相手に新幹線破壊を予告する、という話です。
10日後の「決行」までに
犯人と刑事が知能合戦を繰り広げます。


こういった、反権力闘争ものは
結局やるせないラストを迎えてしまいますね。
勧善懲悪の理論で無理やりすっきりさせてしまうより
ずっと現実味があって、
受け手に考えさせることができるからでしょうか。


増村映画の「動脈」は
女の情念に帰結する思っていたので、
やはりこの社会派な題材は意外でした。
けれどどこか理論が漂う作風な分、
カメラの存在感が浮き立っていましたね。

ストーリーにも珍しく関心が持てて、
予想以上に「面白かった」作品でした。
近藤さんも、かっこよかったです。
ちょっと惚れました。

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2007年03月19日

棚から牡丹の双葉が開く

知久さん「新月ライブ」@吉祥寺アムリタ食堂


去年夏に行われたのは満月ライブで、
今回は新月ライブ。
タイ料理を頂きながらの賑やかライブ。


ゲストに沢田ナオヤさんという、
主に大阪を拠点に活動してらっしゃる方が。
沢田さんは初でしたが、
挙動不審で変な、面白い人でした。

そしてこの日は、突然のゲストがもう一人・・・。
いや、に、似てる人がいるな、そっくりだな、とは
思っていたんです。
けど、まさか知久さんのライブに来るとは、
そしてまさか知久さんと顔見知りだったとは
思ってもみなかったので。
ま、まさか御本人であったとは・・・。
沢田さんのギターと知久さんのハモニカを借りて。
「羨ましい・・・?
 僕の腸チフスが知久さんにうつらないことをねがいます。」

双葉双一さん・・・。



こっそりと小さな声で打ち明ければ、
隠れフタバーな私(他言は無用です)。
これは、棚から牡丹餅、というのでしょうか。
どちらかというと、瓢箪から駒、くらいのショックでしたが。
しかし、
ひょんなことからステージを観る機会ってやってくるんですね。


さて知久さんです。
ゲストへ時間を惜しみなく与えつつも
自らの曲数も減らすことなく、
音出し禁止の時刻が過ぎれば
生音ライブにしてくれました。

知久さんにしてはとても珍しく、
声がかすれてしまってましたが、
それでも曲数減らすことなく
なんとラストは「鐘の歌」。
超高音部分まで歌い上げて、拍手喝采でした。


「ねむれないさめ」と「あるぴの」が久々で嬉しかったです。
アルバム『たま』収録の二曲。
入荷って、待っていれば必ずしてくれるものなんでしょうか。
(私はもう持ってるからいいんですけれど。)



休憩がちょこちょこ入り、
長ーいステージでしたが、
知久さんが可愛かったので皆さん気楽に構えてました。
酒量もかなり多かったのではないかと。
けれど誰より知久さんが、
この酔っ払いライブを楽しんでました。
ラストオーダーの時間には
「じゃ、おれ、生びーる!」

サッポロラガーの大好きな知久さんでした。

セットリスト
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2007年03月18日

家族の肖像

「音が出てない!」
と、バタバタする場面にも立ち会いましたが
迅速な復旧作業のお陰で、ちゃんと観れました。  
某作品の続編、とされた映画。
某作品、観たことがないので不安でしたが
知らなくても大丈夫なように作られていましたね。
『サラバンド』


サラバンド.jpg


『ある結婚の風景』の続編と銘打たれていましたが、
続編と言うより、番外編のようなものだったのではないかと。
「夫婦」というヨコの関係ではなく
「親子」というタテの関係にポイントが当てられていたので。
このタテヨコでもって、「家族」という大きな概念を
とらえています。


30年前に離婚した元夫を、元妻が訪ねる所から始まりますが
物語の中心は、元夫の近くに住む息子(母親はこの元妻とは別)
と孫娘。
元夫と息子、にも確執はあるのですが、
それに加え、その息子の所の「父と娘」という家族の中にも
もつれた感情があることが示されています。


映像もキレイで
作品そのものが丁寧に感じられました。
けれど、私はどちらかというと、
元夫という人間に興味が湧きました。
別れた妻とも、息子と孫娘とも、
直接の関係を持っているのは彼一人ですし、
そうじゃなくても、
彼の描かれ方はどこかミステリアスだったので。

というわけで、
もしかしたら私は、前作の方が
面白く感じられるのかもしれないなぁ、となんとなく。
というわけで、
いつかこっちも、観てみようと思います。




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2007年03月16日

チクトサカモトサイトウトタキモト

Gさんライブ@吉祥寺マンダラ2


久々のマンダラ2でのGさんライブ。
今回はなんと、サポートに斉藤さんと坂本さん。
「サカモトタキモト」はなかなか東京でやってくれないし、
斉藤さんもパスカルズのライブには全然出ないし、
とにかくこのスリーショットは、かなりレアなものです。
特に坂本さんとGさんの共演は
ずっと見てみたいと思っていたので、
念願叶ったり、です。

そして、知久さんの姿も客席に・・・。
ステージに上がることはありませんでしたが、
勢ぞろい、の空間であることは確かでした。


この日は一年以上ぶり、くらいになると思いますが、
「落下」を久々に聴けたことで
早々に感動の嵐でした。
3人の演奏でチェロが入るからか、
曲自体に手直しを加えたのか、
アレンジは変わっていましたが、それでも感動なのでした。

あと、これはきっと3人揃ったからなのでしょうが、
アルバム『100の月』からの曲、
特に、普段あんまり聴かない曲が姿を現してました。
「犬が散歩する日」然り、「眠ると消えると溶けると」然り。
やっぱりレアです。





MCはGさんが「喋ると、緊張する」人なので
やはりぽつぽつとしたものでしたが、
そんなGさんを見かねて(?)坂本さんも話に参加してました。
ギターの弦の張り替え時間なぞは、
坂本さんのおかげで埋まっていました。
斉藤さんと坂本さんが
「久しぶりですねー」とGさんの後ろで挨拶してるのが
面白かったです。

Gさんは「ブッシュとインタビュアーの近さの謎」の話と、
「カップやきそばに付いている調味料の、
“こちら側のどちらからでも 開けられます”とギザギザとの葛藤」
の話をしていました。
(必死で集めてきた話題のようです。)


坂本さんは火花やノコギリを出しましたが、
さすが、パスカルズまたはエコーユナイトでメンバー同士の
斉藤さんとGさんは、黙々と自分のパートに集中。
「また秋頃企画してみようとおもう」と
Gさんが言ってくれたので、
またこの3人を観れる日を楽しみに待っていましょう。
それがレコ発だったら、とても嬉しいのですけれど、
どうなんでしょう、ねぇ、Gさん?
(アルバムの話は出ませんでしたが、そちらも待っています。)

セットリスト(うろ覚え)
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どうしようもないから

ウディ・アレン二本立て。
『マンハッタン』『アニー・ホール』を観に行きました。






『アニー〜』ではアカデミー賞いろいろもらったそうですが、
当のウディは「アカデミー賞に興味はない」と言って
授与式を欠席、
マンハッタンで得意のクラリネットを吹いていた、らしいです。
さすがウディ。決め所をおさえていますね。


40代の頃のウディを観てきたのですが、
映画の中でも17歳の子と付き合ったり、
アナーキーでどうしようもない人です。
けど、そこがどうしようもなく魅力的なんです。

妙ちくりんな論理をもってきては
どもりながら早口でまくしたて、
何かあるたび慌てふためいて、すぐしょんぼりして、
ほんとうに、どうしようもないのですが、
けど、そこがどうしようもなく。


真っ当に生きてる人間には理不尽であっても、
ウディが笑えればそれでいいかー、と思わせてしまいます。


アナーキーな人ではありますが、
どこかで形式を重んじている所もあり。
そんなさり気ないオシャレが、
また私に許させてしまうんですよ。


ほんとにほんとに、どうしようもないですね。
どうしようもないから、
そのままでいてくださいね。
posted by Cui at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月14日

足枷フリーダム

「Tiny Adventure with Strings」@吉祥寺マンダラ2


昨年11月に初めておじゃましたイベントへふたたび。
酒井俊さんのボーカルに、
坂本さんがチェロ、水谷さんがベース、
ヴァイオリンに向島さん。
今回の対バンはふちがみとふなとさん。
パスカルズとの共演以来、こちらも二回目です。
客席にはハンバート・ハンバートやキセルの姿も。


ふちがみとふなとさんは、やっぱりおふたりとも、
何故かロケット・マツさんに似ています。
前に出会った面白い曲、「はじめまして」が
また聴けて嬉しかったです。
パスカルズと一緒の時とは、
やはり人数の違いから雰囲気も違ってたのですが、
ふたりの出す空気も気持ち良くて、キモチヨクテ・・・
よすぎて、コックリしてしまいました。(すいません)


酒井さんとStoring Trioは、やはりとびきりなのでした。
とびきりといいましょうか本物といいましょうか。
本場の空気が漂うほんまもんでした。

「ミルクティー」、「セプテンバー」などがとりわけ
ぐっときたのですが、
原曲は聴いたことがないもので、
ひょっとしたらこのメンバー、このアレンジだから
こんなに心奪われてしまうのかな、とも思います。
坂本さんの動きも、しびれます。


「足枷をはめられた酒井俊を
 with Stringsで観ろって言われてる」
酒井さん自身がこんなことも言ってましたが、
確かに本当はもっと爆発してる方なんだとわかりますが、
それでもその烈しさが滲み出て、
放出された空気がここかしこで爆発しているので、
充分、自由に見えるのです。
いつかCDも欲しいな。



坂本さんは足枷も何もなく、
チェロを逆さにしては火花バチバチ。
水谷さんに集中豪雨でしたが、皆さん楽しそう。


来月はなんと、対バンに外山さんがいるそうです。
自由大噴火の予感・・・。
是非ともそこに立ち会わなくては。

posted by Cui at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月13日

charmed life

何か短めの映画を観ようと想い、
録画しっぱなしで置いてあるビデオの海を漁ったところ、
チャップリンのサイレント映画、
『サーカス』を釣り上げました。





入荷待ちのようですが、下のジャケットの方が好きです。


チャップリンのパントマイムがふんだんに盛り込まれてます。
特に、ミラーハウスでの一連の動きは見事!
綱渡りシーンは、実際に自身が命綱なしで行ったとのことで、
『独裁者』をヒトラー存命中に製作したというのは
有名な話ですが、
いろんな所で自分の命を映画に捧げてるのですね。

「映画とめぐり逢う運命の人生だった」
数年前に開催されたチャップリン映画祭のチラシには
そう書いてあります。
本当かもしれない。


劇中、綱渡りを行わなければならなくなったチャップリンに
空中ブランコ娘が
「やめて、死んじゃうわ」と止めるシーンがあります。
そこでチャップリン、笑って一言。
「Oh,no, I have a charmed life.」

訳の字幕には、「大丈夫、僕は運がいいんだ」。
これが直訳なのか意訳なのかはよくわかりませんが、
「charm」は、「魔法をかける」という意味もあるそうで、
それで転じて、「ツイてる」やら「不死身の」という方向にも
訳されたりするのでしょうか。


なんにせよ、この台詞はとってもしっくりきました。
だって、彼は人を惹きつけるものを持っている人、
とってもチャーミングな人ですからね。
posted by Cui at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月10日

金の鎖

ジャックさんとの韓国映画鑑賞ふたたび。
やはりキム・ギドク監督の、
『受取人不明』を観に行きました。
映画館はひとだかり。すごい人気です。


在韓米軍基地の傍に住む人々が味わう痛切な現実を
描いていっています。
米軍基地の傍だからだとか、
目に障害があるとか、勇気がないとか、ハーフだとか、
そういった「理由」から彼らは
辛酸を舐めることを強いられているようにも見えますが、
おそらくこの作品のテーマは、
「特別な、具体的な理由」のもとにあるのではなくて、
普遍的な「痛み」にあるんではないかなと思います。


やっぱり面白かったです。
韓国映画というと「ストーリー性」が柱になってる
印象でした(それで避けてました)が、
キム・ギドク監督はどうやら違うようです。
画面の作りかたも上手です。
オムニバス、と言えるのかはわからないのですが、
何人もの「主人公」の話を、
時間軸をぶらさず、尚且つ綺麗にまとめあげています。


観ていて、キム・ギドク作品の「連鎖」のようなものが
感じられたのですが、これは偶然なのでしょうか。
『サマリア』『弓』には
両方に音楽プレーヤーが出てきているし、
『弓』『受取人不明』
盥のお風呂シーンが、
そして『受取人不明』と最新作『絶対の愛』(予告)では、
外国人モデルのグラビア写真の「目」の切り取りが出てきます。
このモチーフの重なりは、
単なる偶然、ですかね。私の考えすぎ?


まぁとりあえず、映画は面白く、
何の不満もございません。
このアマゾンアフィリエイトの画像以外は。




なんで斜めの写真なんでしょう・・・。
posted by Cui at 23:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

九州レポ〜怪力乱神物語

今回は、長崎における中国特集。


「怪力乱神を語らず」と、『論語』にはあります。
あやしげなこと、力のあること、道理を乱すこと、不思議なこと。
これらを語らなかったという孔子よりかは、
仙人とも結び付られる道教の師・老子へ親近感の方が
普段は強いのですが。


が、今回の旅行で私が最もはしゃいでしまった場所は、
孔子廟、と、
そこに付属する中国歴代博物館でした。
香の匂いに包まれながら、
ずらりと並ぶ孔子の弟子たちにごあいさつ。
そして廟に向かって、三跪九叩頭の礼を行います。


孔子廟.jpg


博物館では、まずチベット仏教の仏像やパスパ文字とご対面。
儒教の師である孔子の廟で、仏教特集というのも不思議な感じがしますが、
この展示には、魅せられました。
チベット仏教もそんなに詳しくないのですが、
仏像の顔立ちが明らかに日本の仏像と違うので、
「これって本当に、仏教?」と感じてしまいます。
どちらかといえば、ヒンドゥーっぽいイメージ。
ちょっと勉強してみようかな、と、
知的好奇心を刺激されました。
他にもいろいろ、
それこそ怪力乱神にまつわる品々なども展示されていたのですが、
孔子廟なのに云々・・・という以前に、
ひとつの博物館として、並べ方が上手。
525円じゃあ安すぎます。


長崎では、中華街沿いにあるホテルに泊まったのですが、
この立地は大変快適でした。
夜は中華街で、ちゃんぽん麺こそ食べなかったものの、
おいしい中華をいただきました。

横浜にも「中華街」はあるのですが、
長崎の方がより「本場」に近い気がしました。
横浜の方が中国人は多そうなのですが、
それはなんだか、「わざと集めてる」感があるので・・・。
(あ、けれど、横浜も大好きな場所なのですよ。)


中華街に限らず、長崎の観光地は、
派手すぎず、浮いてしまうこともなく、
自然に存在しています。
どこも、嫌味なく存在しているのです。


さて、中華街沿いに宿泊できて
よかったなーと思えたことがもう一つ。
私たちが行ったときは丁度旧正月にあたっており、
近くの公園でランタンフェスティバルなるものが
開催されていたのでした。

数々のランタンが灯る中、
夜はまさしく怪力乱神のこと、曲芸やら龍踊りやらで大賑わい。

   
   竜.jpg


很漂亮!(とってもきれい!)


やっぱり怪力乱神は面白いです。
posted by Cui at 11:46| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月08日

喪に服すとき


岩下志麻×浅丘ルリ子
二人の大物女優が共演した作品、『嫉妬』
観に行ってきました。


夫に心中をもちかけながら、
ひとり生き残った女に近付くべく、
妻はその女の経営するクラブのホステスとして働き始め・・・
というお話です。
妻が志麻姐様。浮気相手の女がルリちゃん。


二人の女の間に佇む男として、
細川俊之さんが出ています。
この3人はちょっと濃すぎ(ばらばらに)なのではとも
思ったのですが、
タイトル、「嫉妬」には彼も絡んでくるので、
細川さんくらい存在感がある人がいいのかな、とも
思い直しました。
ただ、細川さん、
前半散々目立っていたのに、後半さっぱり出番なし・・・。
もう少し深く絡ませてもよかったです。


監督(貞永方久さん)は知らない人でしたが、
私の直感では、この人はきっと天邪鬼です。
カメラ、脚本、音楽・・・
確かな技術力というよりは、
「フツーにはしないぞ」という意気込みが感じられました。
ラストシーンなぞは、それが象徴的に表れています。
こういう考えをもってしまう
私自身が一番の天邪鬼、なのでしょうけれど。えぇまぁ。


岩下志麻×浅丘ルリ子
今も尚輝き続けるおふたりは、
若い頃から息を呑む美しさ。
ホステス役ということもあって、
様々な衣装も楽しめたのですが、
不謹慎な話ですが、
おふたりとも、喪服姿から最も色気を感じました。
一方は着物、一方はドレスで。
喪に服すとき、黒衣につつまれながら色を出しています。
posted by Cui at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年03月06日

今ひとたびの

やなちゃんライブ@高円寺JIROKICHI


水谷さんと外山さんとのジロキチセッション。
水谷さんは今回、コントラバスではなく普通のベースでした。
外山さんはいつも通りの自由なドラム。

今回はゲストに、
ハンバート・ハンバートの佐藤良成さんと
アルバム「ふたたび」にも参加している
チェリストの橋本歩さんがゲストでした。





↑こちらはハンバート・ハンバートの一番新しいアルバム。
私はまだ持っていないし、
この日一曲だけりょうせいさんが歌った曲(「アヘン」?)は
ソロのものだったと思われますが、
これがものすごくいい曲で、
特に外山さんのドラムの音とぴったりでした。
ハンバートのライブももう随分行っていません。
また聴きに行きたいなぁ。
久々のりょうせいさんはまた髪型が変わっていましたが、
どんな髪型も服装もオシャレに魅せてしまう人です。
かっこいい。


ゲストというので2〜3曲のみ5人でやるのかと思いきや、
最後までずっと皆でセッション。
外山さんたちがいる時はいつも思うのですが、
ほんとに、個々の楽器それぞれがメインに成り得る、
「セッション」という感じです。
よく聴く曲も、がらっと雰囲気が変わりますし。





そういえば外山さんといえば、
この間UAさんのアルバム↑を聴いているとき、
「このドラムは外山さんのに似てるなぁ」と思って
歌詞カードを見たら、
本当に外山さんが叩いていた、ということがありました。
まさに、唯一無二の音。
(余談ですが、このアルバムには
歌姫楽団の名サポートピアニスト、
伊藤志宏さんも参加しています。極上の一品。)


最後のほうで、やなちゃんがふざけて
「プロっぽいコールアンドレスポンス」を敢行し、
アンコール最後の曲「牛小屋」では
いつも「カモ―ン!」と言っているところを
「レスポンス!」と叫んでいました。
しかし誰も(りょうせいさんすらも)答えず。
水谷さんと外山さんだけでしたね、
ヨンヨコ・・・のコーラスをとっていたのは。
放置されてても何故か嬉しそうなやなちゃんなのでした。





5分の4が「ふたたび」参加メンバーだったのですが、
完全にこのアルバムの空気だったかというとそれも違いました。
曲も、そもそもたま時代のものは少なかったですし。
「今日はどうなるかわからなかったけど」
とやなちゃんも言っていましたが、
偶発的なものが良い方向へ転んだセッションだったと思います。
再現不可能な感じ。

4月の440でも外山+水谷(+りょうせいさん?)
になるそうで・・・
おそらく行けない私は、地団駄を踏むことになりそうです。

posted by Cui at 00:00| Comment(3) | TrackBack(0) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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