2007年02月22日

It rains cats and cats and cats

オヤスミレコードプレゼンツ「第4回 輝け! 440で222(ヨンヨンマルでニャンニャンニャン)」@下北沢440

ねこのかげ.jpg

2月22日はニャンニャンニャン、ねこの日、だそうで、
写真は前日ニャンニャンワンの日、
ぞうの国帰りでお会いしたねこ様の影。


Thousands Birdies' Legsのライブを観に、
ボブテイルマスター、羽場さん企画ライブへ行ってきました。
先着五十名がもらえる粗品は、
何故か単二電池三本。
おそらく、222でひっかけたのだろうと。


TBLはオープニングアクト含め三番手。
ステージの大きさやピアノの位置の関係で
いつもと立ち位置が違いましたが、
ジョニーさんMC用マイクは
相変わらず備え付けてありました。

「北京の憂鬱」「午前四時の確信犯」
「クマの朝」「ニセアカシアの木の下で」など
好きな曲ぞくぞく。
ちょっと古い外国映画みたいでかっこよいです。
前の三人(寺尾さん、ジョニーさん、楠井さん)が
表面上穏やかに演奏しているのに対し、
後ろの二人(KUMAさんと玄也さん)が烈しくて、
内面が見えてるようでした。
やっぱり烈しいのだよなぁ。

印象的だったというか、驚いたのが
最後にボサノヴァスタンダード、「O PATO」を
やったこと。
「O PATO」とは「ペリカン」という意味らしいです。
知りませんでした。なるほど。

ところで最近、このブログでもアマゾンアフィリエイトというのが
できるようになったらしく・・・
早速、TBLさんのアルバムを載せたかったのですが
どういうわけか画像が出ないらしいので、
代わりといってはなんですが、
寺尾さんのファーストソロアルバムを貼ってみます。ぺたり。






イベントは、
次に出たMisatoandShinさんのステージにも抱腹絶倒し、
素直に面白いと感じられる夜でした。


ライブハウスへ向かう時、
雨がぽつりぽつり。
英語では、どしゃ降りの雨の様子を
「It rains cats and dogs」と言うらしいです。
辞書によると、
「中世の迷信で、猫は雨を、犬は風を招くとされたことから」
という説があるらしいのですが、
この日はニャンニャンニャン、猫だけの日だったからか、
風はなく、雨もさほど強くは降りませんでした。
帰る頃には、ほとんど止んでおり、
帰り道でも、犬に会うことはなく
猫とだけすれ違っていました。
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2007年02月21日

ぞう、ぞうぞう

心のオアシス、パラダイス、桃源郷、ネバーランド・・・
どんな言葉でも言い尽くせない場所、
わたしの生命力をぐんぐんぐんぐん伸ばしてくれる場所、
市原ぞうの国へ、行ってまいりました・・・・・・!


まずはダチョウのアフロ(勝手に命名)が、
求愛ダンスでお出迎え。
ロバたち一斉に餌せがみ、前足をカツカツ踏みまする。
ヤギたちは何故か頭突き合い。
ラマは優雅にウォーキング。


「餌おくれようー」の羊さんとヤギさんの図↓

??.jpg

        .jpg


そしてもはや国民的アイドル、
MCゴメスことチンパンジーのスマイル君↓
テレビに出るようになったからか、
前はあげられたはずの餌は
「体調管理の為、あげないでください」
になってました。残念。

.jpg


そしてそしてそして!ぞうさん!!

tg.jpg  Ch.jpg


聖なるものを一つ挙げよと言われれば、
わたしは間違いなく「象」と答えるでしょう。
ゴッドともジーザスともブッダともアッラーとも違う、
神!


ぞうさん.jpg



象さんショーには参加しなかった象のプーリーは
只今妊娠中だそうで!!
お父さんはテリーらしいです。
もうすぐ産まれるそうです。
かわいい赤ちゃん象を観に、
また行かなければ!


無料送迎バスを出してくれる駅はなんと無人駅!
行きにはちょっとした切符トラブルもありましたが
こんな駅がまだ関東にあったんだ、と
感激いたしました。


最後の写真は帰りに送っていただいた駅と、
近辺にいらっしゃるとおぼしき
お三方さまのうちのお二方であらしゃります。
おはなししていたらついつい時間を忘れ、
いつの間にかきていた電車のドアがぷしゅー。大慌て。
しかしこの二両編成の小さなローカル線は、
バスが如く止まり、
再びドアを開けてくれました。
ぞうの国とつながる駅は、やはりやさしいこころですね。

   高滝駅.jpg

   neko2.jpg
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2007年02月20日

三ツ星レストラン


窓の外は雨なので、家でおとなしく映画鑑賞。
珍しく、テレビで放映しているのを観ていました。
ポーランドのモノクロ映画、
『夜行列車』


ある夜行列車の乗客たちを、
描いたというよりはむしろ映した、という感じのものでした。
ドキュメンタリーとも毛色は違うのですが、
人生いろいろ、というのを見せている作品。

一応、偶然同じ客室に乗り合わせた
2人の男女をメインには持ってきていますが、
他の乗客の姿も等身大で登場させています。
なかなかの秀作です。


細長い列車の廊下や四角い客室などをうまく活かした構図、
乗客たちの小物や会話などをうまく活かした構成。
頭がいい人が撮ったのだろうな、というのが判ります。
役者もそれぞれ味があるのですが、
その味も、ひきだし方が巧み。


流れている音楽もよかったです。
暗いジャズ、かっこいいですね。
映画の苦みと合っていました。


素材を大事にして、味のひきだしも上手で、
主菜だけでなく副菜も手をかけていて、
雰囲気づくりも、ばっちり。
この監督さんは、シェフでも通用すると思います。
posted by Cui at 15:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月15日

はなこさん

はなこさん.jpg



井の頭自然文化園にいる
はなこさんに会ってきました。


2歳でタイから日本に連れてこられ、
ずっとひとりのはなこさん。
歯は抜け落ちて
ストレスで立ったままでしか眠れなくなって
爪も怪我してしまったはなこさん。
ホースをずっといじくってるはなこさん。
しゃっくりみたいなひくひくを続けるはなこさん。
人気者のはなこさんだけれど、
健康は大丈夫なのでしょうか。
今はもう、横になって眠れるようになったのでしょうか。


今年で還暦だそうです。
いろんなイベントが行われるそうです。
けど、イベントなんていりません。それよりも
はなこさんがなるべく落ち着いて暮らせますように。
元気で過ごせますように。

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2007年02月14日

ショコライブ

GIFT〜ラブソングのおくりもの〜@神楽坂セッションハウス


Warehouseと柳原、のバレンタインライブへ。


「ラブソング中心」と聞いていたのですが、
ほんとにそうでした。
といっても、別に甘ったる〜い空気にもならず、
かといって、ビターというほど気取ってもおらず、
夜寝る前、
読書のお供につまむチョコレート、という感じの
気楽で心地よい程度の甘さでした。


新曲も多かったし、またカバー曲もいろいろ。
映画『真昼の決闘』の曲から由紀さおりまで!


大坪さんがお風邪を召されていて、マスク姿がなんとも
痛々しく、また色っぽかったです。
鬼怒さんの不可解MCはこの日も絶好調でした。
そんな鬼怒さんの話についていける、マニアックな方も
客席にはいらっしゃいましたが。


バレンタイン
日本では一応、女性がチョコを贈るのが慣わしとのことで、
バンド内の紅一点、
高良久美子さんが用意してくださったチョコを頂きました。
手作りのものも入っていたらしく、恐縮です。
また、アップルティーまでも頂きました。
愛です。
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2007年02月12日

美しき世界

王と鳥.jpg


フランスのアニメ、『王と鳥』
ジブリ(の宮崎さんや高畑さん)の
ルーツにあるアニメらしいのですが、
そういった前知識は別にいらなかったです。
フランス語の詩的な響きと音楽、
作品の組み立てかたの面白さには、すぐ気づけますから。


このアニメの価値とされている
社会への批判や、それらのこめられた隠喩には
正直、こと細かには気づけなかったのですが、
全体的な姿勢や、ラストはわりとわかりやすかったです。
そういえば、このアニメには提供者として、
ジブリやデズニーの名が連なっていたのですが、
ジブリはともかく、
デズニーの文字には黒い笑いでしたね。


寄り目の王様が
「ポ、リース!ポ、リィイス!!」と、
警察呼び出しボタンを
わなわな震えながら押してるところがおかしかったです。
時折入る曲の詞にも、いいものがいくつかありました。


このアニメの中で、心の底から「世界は美しい」と
信じているのは
盲目の手廻しオルゴール(?)奏者。
彼の存在も何かしらの含みがあったのでしょうか。
私なりに解釈すると・・・

どんなに世界が荒廃しても、
私たちは何かを「美しい」と感じる心は捨てられません。
けれど逆にいえば、
身近なものをどんなに美しい美しいといっても、
一歩退いてみれば、ひょっとしたら自分のいる世界は
瀕死の状態にあるかもしれません。
そういった意味では、
私たちは皆盲目となり得るのかもしれませんね。


ものすごーく勝手な解釈なので、
真に受けず、また、
正解を知っている方は鼻で笑っていてください。
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2007年02月10日

ニート(2・10)の誕生日


知久さんバースデーライブ@吉祥寺マンダラ2


昼、身内の参加する朗読会を観にいったあと、
夜は知久さんの誕生日ライブ。
知久さんとは家族ではありませんが、
誕生日は一緒に祝わせてもらいます。

前売りチケットの番号は恐怖の80番台・・・。
そんなに遅くに買いに行ったわけではないはずで、
いつまでたっても「売り切れ」表示は出されなかった為、
どれだけ混むか、
それが恐ろしくて恐ろしくて・・・。
去年のこの日も立ち見で、貧血を起こしてしまったので
今年は二の舞を踏まないよう、
おなかいっぱいご飯を食べてから向かいました。


案の定、人はぎゅうぎゅうで、
ステージに現れた知久さんも、
「うまいこと周りの人と動きあったりしてください。
きつい人はね・・・・・・
ここ(知久さんの横)なら空いてるよ(笑)」
と言い出す始末でした。
しかしこれはただの冗談にはならず、
何人もの人がステージ上に座り始めました。
前代未聞の、舞台上客席。
知久さんだからできることかもしれません。
(石川さんだったら上がれる人いないと思います・・・)


誕生日ライブは古い曲もやってくれて嬉しいです。
初めて聴ける曲も中にはあって、
今回は「ひょうたん池」がそうでした。
また、ライブ中にビールのおかわりをもらった知久さんが、
やってくるビールに向かい、
「♪ビールの泡の〜」
と口ずさみ、
「いのしし年ですね」と呟いたことから
突如、「おやすみいのしし」を歌ってくれました。
バンドで賑やかに演奏する曲、という印象が強く、
「たま」解散後歌われていたかは不明なこの曲も
誕生日にはふらりと顔を出します。


2月10日は「蒲団の日」「ニートの日」、らしいです。
おふとんが大好きで、
会社に縛られず自由に歌って暮らしてる知久さん。
よい42歳をおくってください。
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2007年02月09日

ブロンズ座

古代ユーラシアの青銅器展@中近東文化センター


どの駅からも微妙に遠い、という恵まれない立地条件に
建てられた中近東文化センターへ、初めて。
近くには基督教大学。
中近東のことをよく理解したクリスチャンが増えればいいのですが。


さてさて、中国や中東、いろんな地域の古代文明に触れてきました。

中国に関しては殷代の青銅器も多々ありまして、
改めて「中国四千年の歴史」を実感しました。
殷代にあれだけ文明が発達していたならば、
やはり夏王朝は伝説ではなく、
存在していたのではないかとも思います。

中国のものに限らずですが、
食器や酒器、武器に至るまで
細かい細かいデザイン、装飾・・・。
馬のくつわまでもです。

中には、
「実用性より装飾性を重視したと思われる」刀もあって、
あの乗っ取るか乗っ取られるか、日々戦いの時代に
そんな余裕があったのか、と驚いてしまいました。
製造者と兵士は必ずしも一致しないんでしょうけれど、でも。


常設展でもレプリカながら、
ヒエログリフや骸骨さんにも会えました。
エジプトの棺(本物)も観れました。
そのスケールの大きさに、
たちまち私は、文明を知らない原始人に戻ってしまうのでした。


濃い文明を覗いた後は、
せっかくだからと、近く(?)にある国立天文台へ。
ひろくて、お散歩にももってこいのところでした。

昔から地学は苦手で、宇宙のメカニズムについては
さっぱり理解できないのですが、
単純に星をみるのは好きです。
星好きにはロマンチストが多いのか、
天文台の建物のデザインも、
なんだか理想がこめられている気がします。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ちょっとしたスリルも味わいましたが。

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2007年02月06日

鬼子來了

Sq.jpg


あれはたしかremuさんたちと『フロム・ヘル』を観に行った日でしたか。
予告で二本の映画に強く強く惹かれ、
「観に行きたい!」と熱望したのですが、
それからずっと観に行けぬまま。
そのうちの一本がこれでした。『鬼が来た!』
(ちなみに、もう一本は『マッリの種』
こちらはまだ観れていません・・・。)

ぐずぐずしてる間に周りの人が先に観てしまい、
「すっごく良かったよ」という言葉を聞くたび悔しさが。
「絶対スクリーンで観てやる!」と決め、
ビデオ屋さんでは伸びた手を自分でひっぱたきました。
そしてようやく今回、スクリーンで観れる機会をモノにしました。


香川照之さんの出世作でもあるのでしょう、
彼の演技についての賞賛はたびたび耳にしました。
が、たしかに、演技もよかったのですが、
これは作品そのものを評価していいものだと思います。
(なんだか『ゆれる』の時と逆のこと言ってますね。)


日本人はあまり語ろうとしない、知ろうとしない、中国侵略。
衝撃的なシーンが多く、ショックを受けたままの帰り道でしたが、
現実は映画よりももっとひどかったと思います。
けれど、この監督(姜文)さんは
一方的に日本の暴虐を描き、恨みをつづるのではなく、
ちゃんと日本軍ことも調べてくれています。

日本が加害者であったというのは事実であって、
それについては、何を言われても反論はできません。
それなのに、きちんと調べてくれているんです。
優しいひとです。
日本人には、もっと厳しくてもいいとは思うのですが・・・。


ところで、この映画の英題ですが、
「鬼」は「デビル」に訳されているんですね。
監督の真意は「デビル」とは違うと思うのですが・・・。
「よそ者がきた」というニュアンスがまず表面にあって、
同時に、人間各人が持つ「鬼」の部分、というのも内包している
タイトルだと思います。
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2007年02月05日

ピアノ仙人


キッチンライブ@吉祥寺スターパインズカフェ


いつものようにスタパで、のキッチンライブ。
いつものように4人編成で、のキッチンライブ。
最近2人キッチンの回数も増えているらしいのですが、
わたしが観に行くときはわりと、いつも4人キッチン。


この日はキッチンさん以外の出演者はだれも知らないやー
と思っていたら、
一番手の太田さんにしても三番手のBloomさんにしても、
以前スタパでみたことがあったのでした。
記憶って浅いものです。私のは。


キッチンさんは二番手。
ミスも殆どなく、快調な様子。
おなじみの曲も新しい曲もあったのですが、
新し目の曲も、いつも自然にふっと入ってきていて、
キッチンにおいては、曲同士の諍いもなさそう。
平和です。


さてこの日は四番手、トリをつとめた松倉如子さんにビックリしました。
ご本人もかなりヘンテコ(すごく良い意味で)で、
面白く、魅力的で、自由で、
突然5曲もぶっとおして歌うすごい人だったのですが、
そのサポートをつとめていらっしゃる方にも心を奪われました。
特にピアノのおひと(渡辺勝さん)。
たまにバイオリンもギーコギーコ。
ふわふわの髪にぼんぼりリボン。
やせた体、細い細い指。
彼は仙人です。
すきです。
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帰ってこない若大将

山崎努主演、『恐怖の時間』という映画を観に行きました。


刑事によって恋人を射殺された男が、復讐をしようと警察に篭城。
けれど目的の刑事はいつまでたっても帰ってこず・・・。
という、話でした。


女を撃った刑事役は加山雄三。若大将よりもっと前の頃と思われます。
山崎努もかなり若く、劇中で「若旦那」と呼ばれからかわれていました。

加山雄三と山崎努、となるとどうしたって
前者が善、後者が悪という図式を作りたくなりますし、
実際、刑事と立てこもり犯、という役が
わりあてられているのですが、
勧善懲悪モノかというと、そうではありませんでした。


「誰も悪くないのに起きてしまった悲劇」風を装っていますが、
警察に対する風刺も含まれている気がしました。
何も知らず、安穏としているものへの軽蔑心とか・・・。


こういった、表面的な善悪の判断への批判精神は持ちつつ、
それでもやっぱり山崎努はもっと、
根っからの悪が似合う、などとも思ってしまいます。
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2007年02月04日

フィボナッチの数列

「うまく スキマなく並ぼう
 1と1と2と3と5 次は8」

Gさんの「落下」という曲の中にこんな詞があって、
この数の並びの法則(となりあう数を足していく)
は最近になってわかったのですが、
この数列に名前がついているとはしりませんでした。


『トリノ、24時からの恋人たち』という映画の中で、
この数列がフィボナッチ数列というんだと知りました。
自然界にもこの数列はよく出てくるみたいです。
花弁の数や、ヒマワリの種・・・
そういうこともふまえると、
スキマなく並んでいるようにも受け取れますね。なんとなく。


さて映画です。

〓〓〓.jpg


「映画の引用が多い」ということだけ頭に入っていたので、
『ドリーマーズ』のような感じかと思っていたら、
引用されるのは、それこそ「シネマトグラフ」的なものでした。

映画博物館に警備員として勤める青年と、
青年が想いを寄せるファーストフード店員の女性、
その女性の恋人(車泥棒)、の3人が織りなす恋模様。
博物館に勤める青年の持っている手回しカメラ、羨ましかったです。


内容は、音楽とナレーションに比べて画面を使っての遊びが
少ないよう感じられて、もうちょっと全体的にポップにしても
いいのでは・・・とも思ったのですが、
なんだか憎めない映画。
けど邦題はちょっと・・・
24て数字が、フィボナッチ数にあてはまりませんし・・・


映画博物館は実際にトリノにあるそうです。
いつか行ってみたいなぁ。
posted by Cui at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月03日

固有名刺社会

炎と女.jpg


「女性は産む機械」発言が物議を醸しているこのごろですが、
そんな中、吉田喜重監督の
『炎と女』という映画を家で観てました。

子供の作れない男が妻に人工授精で子供を産むよう勧め、
そうして成り立ったひとつの「家族」に、
さらにもう一組の、「子供のいない」夫婦がからんできます。

ちょっと複雑というか、喜重らしく難解なところのある映画で、
簡単に解説はできないんですが、
ひとつ、
「役割」や「立場」が表されている作品だとは思いました。
子供と血のつながりのある女と、ない男。
それでも枠としては「家族」で、「父」で「母」で「息子」。
わたしたちが依拠する、そういった「名詞」。


ちょっと作品のテーマからは反れてつっぱしります。
世間や社会なんて、
名札をつけた人でくみたてられてるんだと思ってることを、
綴ります。


中学のとき、髪を染めることを強く禁じた生徒会に
疑問を投げかけたことがあります。
(私は染めたこと、染めたいと思ったことは無いのですが、
「自由」の観点から異議を唱えたくなったんですね。若いから。)
そのとき、先生がこんなことを言いました。

「あなた一人を見るとき、いろんな見方がある。
あなたのご両親の娘だという見方、
この学校の生徒だという見方、
この地域に住む子だという見方。」


つまりは、世間体ということだったのだと思いますが、
当時は正直、この言葉の意味がよくわかりませんでした。
私は私であり、どこに属すものだと考えてはいませんでしたから。

けれどだんだん、わかってきました。
世間は、社会は、
この人はどこに属しているか、どういう立場なのか、
そういうことでお互いを捉えているのだと。


あなたはお母さんの役、わたしは犬の役、
彼は社長さん。
あのひとたちは夫婦だから。

どこに住んでいるの。こういう仕事をしているの。
だからこうあるべきなんです。

「私、こういう者です。」

自分の名刺を交換して、
今日もわたしたちは、
名前にしばられた「関係」で生活しています。
posted by Cui at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月02日

挑戦勧告

ゆみ.jpgさまりあ.jpg


記事タイトル、「朝鮮韓国」にひっかけてあるんですが、
気づいてもらえなさそうなので最初にばらしてしまいます。


さてさて、友人のジャックさんと映画を観に行きました。
彼女オススメのキム・ギドク監督作品。
韓国映画を避けてしまっている私の手をひいてくれたのです。
ジャックさんとの映画鑑賞は、
『ファイヤーライト』以来10年ぶり、かと思いきや、
『サイダーハウス・ルール』以来7年ぶりでした。
(忘れててごめんなさい。)
そして私が韓国映画を観るのは、
『おばあちゃんの家』以来3年ぶり・・・。


キム・ギドク作品二本立てで、
一本目は『弓』
予告は観たことあったんですが、
思っていたより台詞が多かったかな・・・。

映像はまぁ綺麗なんですが、
台詞に私の苦手とする、「クサさ」を嗅ぎ取ってしまって、
全部音楽と映像のみでよかったかなーと思ってしまいました。
といっても、
中心となる老人と少女は喋らなかったのですが。
二人以外の人物に敢えて俗っぽい言葉を言わせることで
二人の不可思議な存在を際立たせていたのかもしれません。

けれど、出演者のなす表情の演技も
かなりわかりやすいものでしたし、
やっぱり音楽のみにして、アニメーションっぽくしても
良かったかもなぁ、と思います。


次が『サマリア』
こちらは面白かったです。
韓国映画を素直に面白く感じられたのは初めてかもしれません。

『弓』と同じように、物語は「3人」から作られているのですが、
こっちの方が「3人」それぞれが丁寧に描かれていて、
存在感が必要なだけ出ていて、しっかりしてました。

ちょっと痛い、優しい話。
北野武の『HANA-BI』と通ずるものがあると感じたのですが、
これを言うと何だかどちらのファンからも怒られそうなので
ここで口を塞いでおきます。
posted by Cui at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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