2006年10月27日

ロックロックこんにちは


やなちゃんライブ@高円寺ショウボート

名前は知っていたショウボート。初めて行きました。
入った途端に「あぁ、ロック」。
けれどイスもあって、座って観れました。


やなちゃんは3番手。
・あえて旅人
・愚かな日々
・ブルースを捧ぐ
・ゲームの規則
・まごころのうた
・牛小屋

と、やっぱりちょっとロック色のある、というか、
ふざけた感じの曲はあんまりやりませんでした。
「牛小屋」のロックバージョンには驚きましたが。



音響装置にしてもお客さんにしても、
ロック仕様といった感じで、正直ほんの少し疎外感でした。
そういうお店に行くのは、少ない方なので。
(根がロック向きじゃないんだろうなぁ。
全く聴かないわけではないんですけれど。)

けれど出演者の中には「ワン・ノート・サンバ」を歌う人や、
妙にラテン音楽っぽいものをやる人もいて、
なんとなくちぐはぐにも感じていたら、
どうやらロック+ブラジル音楽といったような
イベントだったようです。
男の人が歌うボサは本当に久々に聴きました。
いつかブラジル人のサンバやボサノヴァを、
生で聴いてみたいです。
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2006年10月26日

オーラでうがい

『ザ・テンプターズ 涙のあとに微笑みを』
私のGS映画ラッシュもこれで一段落。


ショーケンというのは始めから役者なのだと
信じて疑わなかったのですが、
実はGS出身で、アイドルしていたと数年前に知りました。
歌うこともある、というのは知っていたのですが…。
私と同世代の人はきっと殆どが知らなかったんじゃないかな。
テンプターズの曲は、聴いてもやっぱり聴き覚えがなかったし。


オープニングが、妖怪人間ベラみたいなお化け(アニメ)に
追いかけられるショーケン。
本編は、母親との涙ぐましい関係やら
独り立ちやら魔法やらグループサウンズやら
いろんなことが出たり入ったりでまとまり無し。
あんまりまとまりが無いから、
逆に面白かったり。


マチャアキが特別出演で神様に扮していたのですが、
今とキャラクターが全く同じで、それにびっくりでした。
マチャアキも、アイドルだったはずなのに…。

一番笑ってしまったのが、
文化祭のモノマネ大会優勝候補が見せた、
「丸山明宏のビールでうがい」。
今までに見た美輪さんのモノマネで一番上手でした。
美輪さんは相変わらずあの声ですが、
モノマネをした彼は今どこで、何をやっているのでしょう…。


長い前髪を横分けにして、鳩を慈しむショーケン。
高いところに登らされて足がくがくのショーケン。
珍しい姿だけれど、
やっぱり、「こんなのショーケンじゃない!」と思ってしまいます。
極悪非道のショーケンが観たくなってきました。
神代辰巳の映画でも観ようかな…。
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2006年10月25日

哲分不足


「今の日本には、フィロソフィーが足りない。」

いつかニュースを見ていたら、
街頭インタビューでこう言った人がいて、妙に感心しました。


それはさておき。

『マゴニア』という映画のDVDを観ました。

ファンタジックな映画のわりに、
父親が子に語る三つのお話はどれも切ない。
「希望」をテーマにした切ないお話。

グルジアが撮影の舞台らしいのですが、
あんなにエキゾチックな所だとは知りませんでした。
レーニンの出身地くらいにしか思っていなかったので、
もっとロシアっぽいのかと。
1つめのイスラム圏のお話が一番好きでした。


うーん、嫌いではないのですが、
なんとなく「足りない」気がしました。
「切ない」んだけれど「痛切」までいかない。(希望がテーマだから?)
映像も、「きれい」なんだけれど「美」は感じられない。
きっと、「哲学的な美」が足りないんじゃないか、
そんな風に思いました。
それを私に説明しろというのは無理です。
つまるところは思いつきですから。


けれど「哲学」って大事だと思います。
私は哲学の醍醐味は「結論を出すこと」よりも
「考えて考えて、考えること」だと解釈しているのですが、
この映画はちょっとテーマ(結論)を意識しすぎたんじゃ
ないかな。

もしかしたら、観たタイミングの問題かもしれません。
嫌いじゃないので、
次に観たらフィロソフィーも感じられるかもしれませんね。


けど日本には絶対的に足りていません。
フィロソフィーが足りないと、
血が流れてしまうかもしれない、
そういう段階にきていると思います。
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2006年10月23日

許可不許可


ひとつの疲れる義務をおわらせ、
ひさびさにレンタルビデオ屋さんへ。

先日映画館でやっていたのに行きそびれてしまった、
『笑の大学』のDVDを借りて、観ました。


喜劇の台本を書く作家と、その台本を検閲する男。
台本にこまごま注文をつけ、喜劇を破壊しようとする検閲官に
作家はあくまで注文どおりに「笑える」作品を作っていく、
そういうお話です。
不思議なことに、注文が増えるごとに喜劇性を増す台本。
いつしか「笑ったことのない」検閲官は…。
そういうお話ですね。


まぁまぁ面白かったのですが、
三谷さんの脚本にしては用意周到さが少なかったです。
額の傷も、「何かあるんだろうなぁ。何があるんだろうなぁ。」と
わくわくしていたほどのインパクトはなかったし。
あと、ほぼ2人芝居なのに役者の力に差がありすぎました。
役所さんは、しかめっ面の検閲官を
豊かな表現力で演じていたのですが…。
(吾郎くんは映画に出るより、映画評論の方が向いていると
思われます。)


お話のラストはちょっと急だった気もしますが、
映画のエンディングはやたらと凝ってました。
上演におけるドタバタ劇なんかも得意そうだなぁと思いましたが、
それが『ラヂオの時間』で撮られているのかな。
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2006年10月21日

ドアドア。

(つづき)
清順監督のトークショーに行くと決めた時点で、
既にこの一日は慌しくなると決定していました。
渋谷のCD屋さんを出て新宿へ。
朝映画昼ご飯夕方ライブ夜ご飯夜ライブ。
ずっと外で過ごしながらも、屋内へ向かう一日。
アウトドアなんだかインドアなんだか。
(インドアですね。)

水谷浩章presents“柳原陽一郎Night”@新宿ピットイン

水谷さん企画の3DAYS最終日だったようですが、
私もこのライブがこの一日の予定の終着点。
「そんな忙しくないじゃん。遊びだし。」
そんな言葉を投げてもまた良しです。


水谷さんもいるし外山さんも、高良さんも松本さんも。
渋くてかっこいい、遊び心も満載の大人がずらり。
一日歩いて疲れていたので、
ふくらんでいくジャズの音がソファーのように
やわらかく、優しい時間でした。

アルバム以外の曲も多くやりましたが、
やっぱりアルバムの曲が、印象的でした。
CDでしか聴いていなかった音を生で感じられるし。


アンコールの時、水谷さんが
「ヤナちゃんは高校のクラスメイトだったんだけど、
 当時は仲良くなくてね。
 すっごくやなやつだったんですよ。」と
昔話を始めると、
「やめろ!やめるんだ!!」と必死で止めるやなちゃん。
「大人になってこうして一緒にやるのも不思議だね」
「酒の力じゃない?」
なんて話もありましたが、なんだかんだで仲も良さそう。

2回やっても鳴り止まないアンコールに、
「もうそろそろ…」と
3日間やりとげた水谷さんがやんわり制止。
そのくらい盛り上がっていましたね。

さてさて私ももう帰りましょう。
あったかい蒲団で眠りましょう。

セットリスト
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至高の音

(つづき)
破天荒なる映画監督を前にし、目を眩ませてしまった
私の次の目的地は、同じ渋谷にあるCD屋さん。

Shima&Shikou Duo インストアライブ@渋谷タワーレコード。


歌姫楽団のサポートピアニスト、伊藤志宏さんに
夢中になったのはいつの頃だったか。
技術力も表現力も一流で、
貫禄しか伺えない志宏さんが実はまだ20代だったと
知ったのはつい最近。(かなりの衝撃でした。)

このたびそんな彼の活動の情報を得ることが出来、
ついつい「mixiって、便利♪」なんて思ってしまった自分に
多少の呆れを抱きつつ、
念願叶ってのライブ。
インストアですが…。


やはりインストアは、照明も音響も備わっていないので、
期待の方が大きかった感は否めませんが、
照明と音響がちゃんとついたらどんなにかっこいいだろうなぁと
次への期待は膨らみました。
大好きな管と鍵盤の音。
眩みます。

志宏さんの声も初めて聴きつつ。
速弾きに見惚れ聞惚れつつ。
立ちっぱなしだったので多少の疲れも感じつつ。
もうちょい続く私の一日。
さてさて次に、向かった先は…
              (つづく)
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清順派、アイドル


朝から映画を観に出かける私でした。
鈴木清順監督の、『悪太郎』
映画のみならず、
清順監督のトークショーも目的でした。


映画には英語字幕がついていたのですが、
うーん、正直、いらなかった気がします。
見わたす限りに外国の方はいなかったですし。
まぁ私も外国の映画は日本語字幕で観ているわけですが、
字幕そのものがどうのこうの、それ以前に、
「英語」字幕ってどうにもつまらなく思えてしまいます。
また偏見。
まぁ、今回は方言もあったので余計に、ですね。

何故か言葉に説得力のある悪太郎。
そしてストーリーにはメロドラマが。
悪太郎役の人は、若いのに色気がありました。


トークショー、
管をつけている姿に心配もしましたが、
喋りはしっかりとしている清順監督。
“50年、待ちました”という企画上映のコピーに
「誰も待っちゃいないよ。」と言ったり、
司会の方に「もう質問、ないだろ?」と言ったり。
自由奔放な監督。
ゲストに真理アンヌさんも来ていたので、
『殺しの烙印』にまつわる話もしていました。
脚本を読んで、
自分の最初の台詞で出演を決めたという真理アンヌさん。
それらを聴きに、観に、
もう一回『殺しの烙印』を観に行こうかな。

さてさて、そんな渋谷の映画館を出て向かった先は…。
                 (忙しい一日、つづく)
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2006年10月19日

シビアだね


昔よく人から「シビアだね」なんて言われたものですが、
きっと世の中ってシビアなものなんです。
そうそう、だから私というより皆シビアなんですよ。
自分が接するもの、接していくものってきっと。


言い訳コーナーでした。
シビアな映画を観ました。
『13歳の夏に僕は生まれた』
去年観た、『ペッピーノの百歩』の監督さんの作品。


海に落ちた裕福な家庭の少年が、
密入国者たちを乗せた船に助けられて、
そこで知り合ったルーマニア人の兄妹を
自分の家の養子にしようと親に頼む、
そんな映画なわけですが、
それだけの映画ではなかったです。

生きることって、シビア。
不法移民のあり方がシビアというよりは、
普遍的な「生きることのシビアさ」を描いていると思います。


しかしまぁ、一番驚いたのが、
主人公のお父さんがルーマニア人の子に
「いつでも電話してくれ」と
携帯電話をまるごと渡してしまう場面ですよ。
番号じゃ、ないんだ…。
けどそんな気前のいいイタリア人や、
もしくは陽気なイタリア人たちにも、
シビアな現実は必ず立ちはだかります。
哀しいけれど、必ず。
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2006年10月17日

コウジーコーナー

キッチンライブ@吉祥寺スターパインズカフェ

ひと月ぶりのライブ。
おなじみのスタパは落ち着きます。


ゆかりちゃんの髪型が可愛らしい。
昭和系の美人さんだなぁとほっこり思うわけです。
溝口さんも安宅さんも鈴木さん(BICさんと言うべきか)も、
変わらずにあったかくて、
和気藹々といった空気が伝わります。

珍しくトリで、
そこまでお客さんは残っていなかったけれど、
ちゃんと楽しんで聴いている人が多かった気がします。
アンコールも飛び出しましたし。


メンバー紹介の際ゆかりちゃんが、
「ギター、バンジョー、安宅こうじー!」と
言った後に、溝口さんを指して
「ボーカル、ギター、安宅こうじー!」と
間違えて再び安宅さんの名前を叫んでしまい、
それを溝口さんがずっとずっと引き摺っていました。
まぁ、どちらも「こうじ」さんなわけなのですが。
(しかも、この日のライブは録音されていたようです…)

「お詫びにさぁ、ソロやっていい?」と
緊急溝口さんコーナーも登場。レアです。
さらにアンコールの曲決め会議にゆかりちゃんが
参加させてもらえないといった仕打ちもありつつ、
「しょうがないんです、間違えた私が悪いんです。」と
呟くゆかりちゃんが渋い大人に見えました。


「コーヒー」や「鍋の中」など好きな曲をやってもらえたし、
逆に知らない曲もあったりして、
満足感をかかえて家路につきました。
セットリスト
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2006年10月16日

かのシェイクスピア

「きみはあまり世間のことをくよくよ考えすぎるんだ。
 世間なんて気苦労して買うほどのものじゃないぜ。
 それじゃあ損な商売だよ。
 きみは人が変わったようだ。」

さらに一言。

「とにかくそんな憂鬱という餌で
 世間の評判というダホハゼを
 釣るようなまねはよしたほうがいい。」


    (『ヴェニスの商人』のグラシアーノのことば)


ちょっと疲れたときくらいは、こんな言葉も必要です。
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バンド少年


『ザ・タイガース 華やかなる招待』

「もういいよ」という言葉を吐き棄てたくなるかもしれません。
最近アイドル映画ばっか観てると思われるでしょう。
けれどGSは好きだし、
今やっている特集上映を逃したら一生観れないかもしれないので。


今回の作品は、5人が地方の高校生。
バンドばっかりやっていて真面目に授業を受けない彼らが、
ひょんなことから東京に出て、
バンドで成功をおさめようと奮闘する物語。
ジュリーとサリーの学ラン姿にはいささか無理があります。


当時はやっぱりあの程度でも「長髪」だったんだな。
影響の出所などもはっきりしていて、面白いです。
ビートルズとか、相当流行っていたんだろうなぁ。

楽器を愛するところは今も昔もバンド少年ですね。
けれどアイドルは今と昔では変わってしまった気がします。
彼等は「アイドル」で、
商業的戦略を背負わされてきた存在だったけれど、
今でも楽しそうに当時の仲間と歌っている人たちが
グループ・サウンズに多いところを見ると、
まず音楽が好きだという共通意識があったみたいです。


私のアイドル映画録もそろそろ―
いやもしかしたら、もう一本だけ観るかもしれません。
テンプターズの…。

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2006年10月12日

モダンの波


ベン・シャーンのことを考えすぎて、
ギャラリーを出た後、道路にあった段差に気付かず
踏み外して、足をぐきっとひねってしまった哀しみを引き摺りつつ、

「モダン・パラダイス」@国立近代美術館 へ。

皇居沿いにぐるっと歩くと辿り着きます。


こっちは「近代美術」という大きなくくりの中で、
近代美術館と大原美術館のコレクションを集めたものなので、
多種多様、さまざまな芸術家の作品が観れました。

近代美術は好き嫌いがぱっきりと分かれるので、
思いっきりスルーの場所と、
じっくりじっとり、溜息混じりに見据える場所と
我ながら差が激しかったです。

萬もいたし、ピカソもいた。
劉生、クレー、ゴーギャン、関根、嗣治、
カンディンスキーに棟方… 巨匠が勢揃い。
ギャラリーとは対照的に、
広い広い会場に大きな大きな絵がでーんでーんと
続いたりするので、
絵の中を泳いでるようでした。
モダンの波をかきわけて。

もちろん知らない人もいたわけですが、
なんだか気になってポストカードも買ってしまったのは
ジャン・フォートリエの「人質」という絵。
この人は大原美術館の方らしいので、
きっともう暫くお逢いできませんね。
写真で我慢します。


常設展や、ギャラリーで併展されていた
「ばらばらになった身体」も堪能。
アートな一日を味わえました。
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竜のおとし子

「見つめる 人間と社会 ベン・シャーンのアトリエ・コレクション」@丸の内ギャラリー

ベン・シャーンの展覧会。
焼け焦げそうな想いをひっさげて、パレスホテルのギャラリーへ。
情報提供者のジャックさんには心から感謝!
(先日、知り合いに連れて行ってもらった古本屋さんで
 ベン・シャーンの画集を見つけることが出来ました。
 私とベンは最近、こうして人に導いてもらっています。涙。)


今回の展示のコンセプトは、
1954年に起こった第五福竜丸事件。
日本の民間漁船が巻き込まれてしまった水爆実験…。
ベンはこれをテーマにした絵(ラッキー・ドラゴンシリーズ)
を描いていました。

ベン・シャーンは「社会派」という言葉で評されているし、
もちろんそんな人間愛を持っていることも絵から滲み出て、
大きな魅力なんでしょうが、
私は、絵そのものがはまってしまうんですよなぁ。
だから真剣に事件のことを考えている人には、
すごく不謹慎に思われるかもしれないけれど、
ベンの絵を見ると、それが痛ましい事件をモチーフとしていても、
絵心にくすぐられて、にまにま笑ってしまいます。


ギャラリーだからとそんなに期待していなかったら、
スペースが狭い割に展示が沢山あって、
見たことのない絵も多かったし、
なかなかどうしてよろしい。

《ラッキー・ドラゴンシリーズ》を集めた絵本(?)が
このたび出版になったようです。
ぱらぱら観ると、こちらも絵が幾枚も、カラーで(!)
収録されていました。
即購入しなかったのは、
実は出版に身内が関わっていたと知ったから。
(贈呈してくれるのを深く深く深く熱く!希望しています。)
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2006年10月07日

サイケデリックおにいちゃん


『ザ・スパイダースの大騒動』
またしてもアイドル映画というものを観に行きました。


タイガース同様、絶大な人気を手中に収めていた(だろう)
スパイダースなのに、
マチャアキも井上順も、というか映画自体が3枚目風味。
2枚目で売っていた(はず)の井上順も、ですよ?
さらにちょっと意外だったのが、
てっきりマチャアキとムッシュを押し出す形なのかと
思いきや、
マチャアキと順、ときどきムッシュ。でした。
他のメンバーに至ってはほぼ無干渉。


奈美悦子(美少女!)がヒロイン役で登場。
彼女に恋したマチャアキは妄想で恋敵・順を
ことごとくやっつけます。
この妄想が映画のメインでした。

ムッシュかまやつ主催の「サイケデリック・デザイン展」での
妄想が最大の見せ場、とチラシに書いてありましたが、
個人的には喫茶店でのガンマン決闘の妄想で、
ムッシュが占いばあさんに扮しているのがつぼでした。
虚無感たっぷりに弾き語るムッシュ。
当時から異彩を放ってます。


タイガースの映画に比べやや音楽の入り方が
唐突に感じられましたが、
「なればいい」「夕陽が泣いている」「僕のハートはダン!ダン!」
「バン・バン・バン」などの好みの曲も多くて、
家に帰ったらスパイダースのCDをかけたい!と、
無性に思ってしまいました。
映画では流れなかった「エレクトリックおばあちゃん」もね。
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彼の夢とジュリエット


前々から気になっていた映画、
『愛人ジュリエット』をビデオで鑑賞。
マルセル・カルネ監督、ジェラール・フィリップ主演。
マルセル・カルネってどこかで聞いた名前だと思ったら、
『天井桟敷の人々』の監督でした。
彼の場合、ちゃんと実力があるが故の名声。
もう気付いていたことですが、またはっきり確認できました。


恋人と海へ行くために金を盗んで牢屋へ入れられた男が、
監獄で眠る夜、愛する女性ジュリエットを想います。
で、映画は殆ど彼の夢の中の話。

夢の住人は記憶と思い出を持たず、
皆それらを求めて大騒ぎ。
「ジュリエットを探してる」
「うちの2階にいるよ」「あれはいい船だった」
「私を探してるのね?」「君の名前はマリーだろ」
「俺の腕の中で死んだよ」
「ジュリエットを探してるのは私だ!」


記憶の続かないっていう設定が、
フランスらしいトボケにつながって、
その描写に笑いっぱなしなのですが、
後半はだんだん切なくもなっていきます。

夢の話だけでも充分楽しめるのですが、
覚めてからの現実にも仕掛けがあったりして、
ストーリーも◎。いやいやハナマル。
白黒なのにカラフルな映画です。

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