2005年11月26日

ヤマザキさんちのツトム様


観に行ったのは『悪の紋章』という映画。
山崎努主演です。

個人的にはもうちょっと歳がいった時のが好みなのですが、
若くってもかっこいいです。
岸田今日子も、ものすごく若かったです。
きれいでした。

山崎努もまた、絶対善人ではないですね。
何か裏があるような、
そしてその裏が強すぎて表に滲み出てしまっているような、
けれどしっぽは出さないような。
山崎努さんを初めて観たのが、「必殺仕置人」だっただけに、
根っからの善人とはとうてい思えません。
悪の紋章、似合いすぎです。

映画は、トレンディなサスペンス。
伏線があちらこちらに張り巡らされていて、
展開も面白い。
映画館には年配の方が多く来ていて、
だいぶ楽しそうにしていました。
なぜだか私もその中にすっぽりとはまって、
リアルタイムだった「あの頃」にいました。
いるわけないんですけどね。

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2005年11月25日

幻影の館


るりさんライブ「幻影の館」@初台ドアーズ

るりさんのワンマンライブなのに、
実はるりさんを観るのは、初めて。
そして聴くのも、初めて。
キーボード・アコーディオンのサポートに
大好きなライオン・メリィさんが入るということを知って
行くのを決めてしまいました。
ただ、るりさんのチラシはいろんなところで見た事があって、
気にはなってたんですが。
いきなりワンマンとは、我ながらおそろしいです。

この日はガサガサ、ひだひだな心を携えてました。
どうしてそんなに気分が荒れてしまったのか、
今となっては思い出せません。
覚えていたところでここに書くわけでもないんですが。
さらに小さなことで拍車がかかって、ぐったりしてました。

ストレスを抱えている時に行くライブは、
たいていどちらかの印象を受けます。
ひとつは、ストレスによって充分楽しめずに過ごしてしまう
もうひとつは、帰る頃にはストレスなんか忘れてしまって、
音楽の力を思い知る。
うまいこと後者になれました。

ライブ前にはサイレント映画が流れてました。
これをじーっとぼーっと観ていただけでも随分落ち着き、
ライブ本編に関しても、
雪駄を履いた津村さんのギターも、
カンフー服姿の啼鵬さんのヴァイオリンも、
途中まで気付かなかったくらい自然に
ワンピースを着こなしているメリィさんの鍵盤も、
どれも上手でしたし、
るりさんはとっても美人で、かわいい人だし。
初めて観た人なのに、ワンマンは決して長く感じませんでした。

ライブ中はずっと後ろに張られたスクリーンに
映像が出されていて、
「幻影の館」というタイトルにふさわしく
とても映像的なライブでした。
胃も感謝しています。
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太陽の沈まぬ国

スペイン。
そんな国の映画、『ジターノ』を観たのでした。

主役のホアキンさんは有名なフラメンコ・ダンサーらしいのですが、
映画中ではパーカッションを叩いてるミュージシャンでした。
DVDの特典にフラメンコ踊ってる時のフォトギャラリーが
あって、映画の、根っからのジプシー人間姿とは
だいぶイメージが違ってました。
どちらもかっこよかったです。
小さい男の子も既に男前で、
かっこよくダンスをしてみせてくれました。

映画は、たまに「うまいな」というカットもいくつかあった
ものの、シーンまで継続せず。
それ以外にはあんまり感じるところがなかったのですが、
批判まではする気にもなれない。
好みの分かれるものなのかもしれません。

ひとつ気付いたこと。
今までスペイン映画をいくつか観てきたけれど、
ようやく気付いたひとつのこと。
スペインの光は、まぶしいです。
朝のシーンも昼のシーンも、まぶしいです。
まだ眠っていたいのに
カーテンをジャーっと開けられてしまった、
そんな時の、刺すような、チカチカしたまぶしさ。
スペインのまぶしさはそんな感じです。
だから影も、くっきりと濃いんでしょうか。

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2005年11月24日

冬のにおい

何をもって冬を感じますか?

白い吐息、水道の水が暖かい、電飾、静電気、石焼き芋…
人それぞれだと思います。
私の場合は、冬のにおい。


けれど今年は、まだ冬のにおいがしません。
例年なら、もう何度か嗅いでいるのに。
これは私がおかしくなってしまったんでしょうか?
まだ間に合うでしょうか?
冬のにおいのしない冬なんて、冬じゃありません。


おまけ
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2005年11月23日

ビストロ・フィルム

珍しく日本公開まもなくの映画を観ました。
『マダムと奇人と殺人と』

あんまり期待しすぎたかもしれません。
けど期待していなくてもそんなに好きになれなかったかな…。
オープニングのシャボン玉おじさん〜スタッフ紹介のテロップ
は大変お洒落でよかったんですが、
どうにもこうにも本編が好きになれず。

出てくる小物類については、デザインもよくて、
きちんと選んでる感はありますが、
作品全体のバランスと丁寧さを見ると、
どうも雑に思えてしまいました。
ユーモアもサスペンスもどちらも中途半端で、
どちらからもドキッとさせられなかったです。
海外ドラマを見ているような軽い感覚でした。

マダムと奇人と殺人と、が、溶け込みすぎて
ひとつひとつの持ち味が出せなかったようでした。
けれど煮込みも今ひとつのようでした。
という今回の私の批評は辛口でした。
舞台はビストロですしね。
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2005年11月20日

東京ブギ


「ポーランドの映画ポスター展」を観に、
東京国立近代美術館フィルムセンターへ。

東京駅ってなんだか苦手で、あんまり行かないんですが、
そんなことも言ってられません。
だって映画ポスター展、それもポーランドですもの。
映画も美術も好きな私のために開いてくれたのかと
一瞬勘違いしてしまいましたよ。

やっぱり思った通り、面白かったです。
ポスターの展示の前に、「映画遺産」の展示もあって、
そこでカメラや照明器具、映画のフィルムなどを観て、
これが扱えたら楽しいだろうなーと、
興奮していました。
生まれかわって、もしまた人間だったら、
ゾウ遣い兼映画監督になります。
人間じゃなかったらゾウになりたいです。
よろしくおねがいします。

さてポスターですが、
ポーランドのデザインもまた、力があります。
たまに日本映画のポスターもありましたが、
言われないと日本映画だなんてさっぱりわかりません。
映画のチラシ(観たいと思ったものだけ)の
プチ・コレクターみたいになっている私ですが、
ポスターもいいな、とか、
外国のものも手にいれたいな、
なんて考えてました。
私の知り合いで海外に行く予定のある方、
是非映画館に寄ってチラシを持って帰ってください。
おみやげにしてください。


さてそんなに大きくなかったので
すぐ展示はまわり終えてしまいました。ので、
徒歩圏内にあるブリジストン美術館にもいってきました。
「印象派と20世紀の美術展」。

ブリジストンは、おそらく行くのは2回目ですが、
何故か初めて行った時から妙に落ち着く美術館で、お気に入りです。
「印象派」も「20世紀の美術」も
ブリジストンの性格そのままな感じなんで、
常設展を観ているように、穏やかな心持ちでまわれました。

さて、そろそろ帰るかぁ、としたときに、
東京駅でベトナム近代絵画展のパネルを見つけてしまいました。
なかなか行かない東京駅だし、
ついでに、い、行こうか… と、
疲労を隠せない身体をひきずり、向かおうとしましたが、
やっぱり疲れていたのと、なんだか辿り着けそうにないのとで
断念。
期間中にまた行ければ。
ううう。

東京駅にいると、東京の人間なのに旅行に来た気分。
「ひよこ」を買っていかなきゃいけないような空気が
ぴよぴよとまとわりついてました。
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2005年11月19日

姿なき目撃者

という映画を、ご存知でしょうか。
50年代の、モノクロ日本映画なのですが。
私は知らなかったです。
そういう映画を、観に行きました。

映画は地味にレトロ感があって、面白かったです。
ミステリというかサスペンスというか、
「謎」っぽいことはあんまりないんですが、
殺人事件の起こる、探偵小説をもとにした作品です。

主演のカメラ小僧がとにかくかわいかったです。
映画は、映画として云々、というのではなくて、
この子供のかわいさで評価してる部分もあります。
台詞はなかったけれど風鈴職人(?)のおじいさんも、
かわいかったです。

しかしこの映画、今回観なかったら
一生観る機会を得なかっただろうなぁ。
一生のうちに、どのくらいの映画を観れるんだろう、
なんてことを考えてしまいました。とさ。
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2005年11月17日

プチ・イースター


ちく商会プレゼンツ「2niができました」@南青山マンダラ

「ちょっとした復活祭みたい」とサード・クラスのはかまださんが
言ってたように、たまの50〜66%の集うライブ。(二人だけど。)
それ言ったらパスカルズもそうなってしまうんですが。
まぁ、石川さん(やなちゃんも)がいなければ
復活とはなり得ないという気も、なくはないんですが。
けれど2niはあくまで2niというユニットだけれども、
知久さんとGさんが一緒っていう所もまた、大事です。
とにかく、知久さんとGさんが一緒にやってくれるなんて、
解散後のファンにとっては嬉しい限りです。
渡されたチラシ類の中にやなちゃんのフライヤーも
普通に入っていてちょっとびっくりしました。
お店側が毎日入れてるのかもしれませんが。

オープニングアクトとサポートをつとめたサード・クラスは、
メンバーばらばらには観たことがあったし、
CDも聴いたことあったんですが、ライブは初めて。
知久さんが大きく見えるなんて、異常事態ですわぁ。
ムトゥさんなんて、小学生みたいです。
座っちゃうと見えません。
かわいい…。
サードクラスの演奏、CDどおりで驚きました。
ゲストだったからか、ちょっと大人しめにも感じました。

Gさんと知久さんがそれぞれソロで演奏してから、
サードも交えて皆でやって、それから2ni(インスト)に。
なんだかこの日は音響が今ひとつに感じられて、
それだけ残念でした。

知久さんの「らんちう」は、語りの部分は
魚バージョンか、犬バージョンか、どっちだろうと
どきどきわくわくしていたら、
また新しい、「むかしむかしおじいさんとおばあさんがいました」
バージョンでした。
けれど本当に即興だったのか、かなり短い語りで、
「…おしまい。」とかわいく言って終了。

「レインコート」なんかはやっぱりコーラスが
入っていた方が好みです。
と、なんか普通に書いてますが、よくよく考えたら
もう解散しているのだから、そういう注文まがいなことは
普通できませんよね。
なんだかいつまでたっても仲が良くて、
一緒にやってる姿も楽しそうなんで、
つい当然次もあるように感じてしまいましたが、
滅多にないんだと、当たり前みたいな事に
気付くのでありました。

けど、次もあってほしいなぁと思ってしまうのが人情。
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2005年11月13日

岸部の二人


岸部一徳って変な人ですよね。
あからさまに変な人ですよね。
岸部四郎も変な人です。
岸部兄弟っておかしいです。


冒頭から変、変、と失礼なこと書いてますが、
貶してるのではなく、むしろ誉め言葉です。
まわりと比べるまでもなく変だと直感できるような、
際立ったオーラを出してる、
役者としての才能だと思います。

一徳さんの方が主演の、『いつか読書する日』
観ました。
面白かったです。
役者、揃ってました。
主演の田中裕子さんは作品を尊んでるようで好感持てるし、
痴呆症(今は認知症っていうんでしたっけ?言い回しを変えることには
必ずしも賛成しません。)のおじさん役の人や
その夫を決して見放さないおばさん役の人はいい味出してるし、
一徳の妻役の仁科亜希子さんは別嬪だし、
杉本哲太さんと香川照之さんの使い方は贅沢だし。

役者陣もさることながら、監督がまた、
役者に頼らないで作品を作ってます。
とりわけ、言葉と映像の距離感というか、からみというか、
一歩おいてるのかそれとも組み合わさっているのか
わからないけれどそれが絶妙な空気を出してました。

一徳さんは、この映画でははまり役には
ならなかったようにも感じますが、
普通の人がやれば何にも面白くないところが
とことん似合わなくて、それで却って面白かったです。

岸部兄弟は、ザ・タイガースのメンバーという
アイドル中のアイドルとして芸能界に入った割には、
俳優が天職のように感じられます。
サリーとシローがジュリーをも凌ぐまでに
テレビに出るようになるとは。それも俳優として…。

なんにしてもあの二人は、
変です。
兄弟仲良いのかよくわからないところもまた、
変です。
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2005年11月11日

ドキュメンタリーを考える

生きてるうちに生で観てみたいものがあります。
能、歌舞伎、狂言、文楽、サーカス、京劇、人形劇、影絵、そしてバレエ。
なるべくなら「本場」のものが観てみたい。

『エトワール』という映画を観ました。
パリのオペラ座を撮ったドキュメンタリーです。
ドキュメンタリーというやつは、私を困らせます。
基本的には苦手ということになってるんですが、
いいものは本当に、そのへんの映画(ドキュメンタリーではないもの)よりも
はるかに上質です。
この映画も、いい映画でした。

バレエはやっぱり、ヨーロッパ人のもの。
なんて言うと、差別だとか偏見だとか言われるかもしれません。
そういう意識はないけれど、もしかしたら差別や偏見なのかもしれません。
けれど、それはきっと捨てきれないような気がします。
熊川哲也さんのバレエも観てみたい、とかは思いますし
日本人がやっちゃダメってこともないんですが、
それでもやっぱり捨てきれません。
逆に歌舞伎なんかは、絶対に日本人の方が魅力的だろうと感じますし。

映画中にあった、仮面をかぶり鏡を持ちながら踊る、
なんていう曲目かは忘れてしまったけれど、
衝撃的でした。
あれを生で観れたらなぁ。

映画を観て気付いたこと。
あれほど「鏡」と共に送る人生も珍しい。
特殊な環境です。
「どんな職業であっても、皆同じ人間」なんて言葉が
信じられなくなります。
ダンサー自身も自分たちが特殊な環境にいることを充分知っていますし。
それともオペラ座が特殊なのかな。

いいドキュメンタリーを観た時も、
最初に思うのは「いい映画を観た」。
「いいドキュメンタリーだった」は、
あまり出てきません。
なんででしょう?

ドキュメンタリーであろうとなかろうと、
映画は「表現」なんです。私にとっては。
だから、ダンサーのインタビュー映像を鏡ごしで撮ったり、
モノクロ写真(この写真がまた、えらくうまい。)を
映像のうちに多く取り入れたりするのも、
肉眼でのショックを映像でどこまで伝えきれるかという
「表現」なんです。

けれどあんまりこういった演出を加えると、
「意思」の存在によってドキュメンタリーとしての評価が下がってしまったり。
ハッタリズムの匙加減が問題となります。
ドキュメンタリーの客観性というのも、大事だとは思いますが、
私は「表現」という一点において、
客観性だけを価値基準にすることができません。
だからドキュメンタリーが基本として苦手なのかな。
けれどこの映画、いい映画でしたよ。
このドキュメンタリー映画は。
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2005年11月09日

写真のないブログなんて

ブログの意味がない!
と、始めるまでは思っていたのですが、
パソコンにはいつまでも慣れなくて、
「意味がない!」ものになっていたのでした。
今日はがんばって写真載せられるよう格闘。



ユキちゃんたち

P5030436.jpg

ぞうさんのおくち

P5030425.jpg


らくださん

P5030409.jpg


以上、5月に行ったぞうの国での写真でした。
現在、ぞうさんのおくちの写真を縦に直す方法をさがしています。


ようやく写真のあるブログになりました!快挙です!
しかし諸事情あって、いま新たに写真を撮ったりすることが
おそらくできそうにないので、
またしばらくは文字だけの更新になると思います。
わたしだって写真のっけることができるんだよーんと
示したかったわけです。
気が向いたら今までの撮りためてあったものを
また載せるかもしれませんが、
どうにも時間がかかるので、
滅多にないとは思います。

あーでも、嬉しいです。
この喜びはなかなか人には伝わらないと思いますが、
ひとりでもお祝いしたい気分。
パソコン早く使いこなせるようにしたいです。
posted by Cui at 11:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月06日

あっしにゃあ関わりの


テレビで北野武版『座頭市』放映していたので、
観ました。

勝新の座頭市もまだ観ていないわけなんで、
こんなのはおかしいかもしれませんが、
この映画が上映された頃、どうもたけしが好きではありませんでした。
たけしの映画すら観たこともなかったんで、
さらにおかしい話なんですが、
だからこの「座頭市」は、むしろ観たくない部類に入ってました。
絶賛上映中?ふーん、「あっしにゃあ、関わりのない事でござんす」
ですよー という態度をとっていたのでした。

なんでそんな風に考えていたかというと、
世間の「北野武フィーバー」を、観てるだけで疲れてしまったからです。
外国の映画祭で賞をとり、
一気に名前が売れてしまって、
名前だけでマスコミが騒いでいるように感じられてしまったからでした。
昔からこういう世の中の動きがどうにも苦手で、
そこに取り上げられているものを避けるようになっていたのでした。

その後で、ようやく『HANA-BI』を観て、
たけしの映画への拒否感というものを拭うことができました。
世間の評価を聞かずにしても、なかなかいい映画だと思えたんです。
それで「座頭市」も、この度すんなり観ることができました。
たけしの映画は、カットやショットの配置がうまいです。

さて「座頭市」の感想ですが、
勝新のを観ていないこともあってか、
別にそんなに抵抗もなく受け止められました。
血しぶき以外は良かったのではないかと。
なんとなく、美術は日本より外国受けするような気もしました。
大絶賛するわけではないですが。
「HANA-BI」の方が好きです。
しかし、たけしはいつもかっこいい役を自分で演じますね。

今上映中のやつは、観てみたいという気持ちが素直にあります。
まぁ、そんなとこです。
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2005年11月05日

言霊の幸わう国

「旋律のない歌〜 No Melodies but Songs」@下北沢440

やなちゃんも主催者のひとりであった、朗読と歌のイベントです。
「朗読」という言葉からぱっと浮かぶのは、私の場合詩なのですが、
出演者たちは詩ありエッセイありゴスペルあり、
果てには落語家さんまで出てきて噺をしたり、
バラエティに富んでいました。

やなちゃん企画ということで知ったイベントでしたが、
出演者の中には元プリプリの中山加奈子さん(かわいい!)や、
イラストレーターのキン・シオタニさん(この人のイラストが好きで、
Tシャツやバッグを買ったこともあります。本屋さんで。)
なども出るということ、
しかも朗読!ということで前々から楽しみにしていました。

やなちゃんは、はじめ漫画(「美味しんぼ」や「ドラゴンボール」等)
の朗読を考えていて、練習していたようですが、
それではあんまりコミカルになりすぎるから、と、
一転真面目に自作の詩を朗読していました。
やっぱり朗読、上手でした。
コミカルなのも観てみたかったのですが、
それは次回(あれば)に期待します。
下北には駅前で漫画の朗読(上手い)をしているおじさんもいるんで、
次はその人を招いてもいいじゃない、などという
ふざけた考えも出てきてしまいました。
ある詩を朗読する際に、昔運動会での行進の類がとにかく嫌いだった、
という話をしてました。
「だからこそ、言いたいこともあるわけなんですけど」
という言葉に、妙に共感を覚えました。
私は右手と右足同時にはなりませんでしたけど。

キン・シオタニさんはイラストレーターなのに
朗読と歌のイベントをどう過ごすのか、興味津々でした。
初めて生で見るシオタニさんは見るからに挙動不審の「変な人」で、
それでいっそうファンになってしまいました。
イラストレーターなのに妙に喋るのも上手でした。
ご自身の絵葉書の裏に書いた、自作の「塩コーヒー」という話を
読んでから、実はこの話を落語にしたい、という人がいて…と
紹介されたのは落語家の立川志の吉さん。
そして「塩コーヒー」を落語にすると…ということで
落語がはじまったのでした。

落語は、義務教育を受けていたときに学校で何回か観ましたが
(あの、体育館にイス運ぶやつです。芸術鑑賞教室とかいう。)
久々に生で観るとやっぱり面白いもんです。
体育館とはまた違った趣がありますね。

幕間アコーディオンの熊坂ルツコさん、
この人のアコがまた、上手でした。びっくりしました。
隣でベースを弾いていた男の人とはきょうだいらしく、
それを聞いてまたびっくり。
そして、そのベースの方、どこかで見たことあると思っていたら、
「素」というバンドの人と聞いてさらにびっくり。
「素」は2回ほど観たことがありました。
まさかこんなところでまたお見かけするとは…

とにかく、いろいろあって、目まぐるしい一夜でした。
面白い企画なんで、また是非やってもらいたいです。
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2005年11月03日

ジョン・レノン以後


正直なところ、知らなかったんです。
「長い髪の少女」という曲でさえ、サビの1フレーズしか知らず、
それを唄っていたのがなんていうグループだったのかも。
グループ・サウンズが彼らの本来の姿でなかったということも。

『ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム』という映画を観ました。
キヨシロー、ムッシュ、矢野顕子、ショーケン、内田裕也…
私好みのひとたちがこぞってインタビューに応える、
ゴールデンカップスがどれだけかっこよかったかを語る、
そんな映画でした。
これを観たら、きっと皆カップスのファンになることでしょう。
現に私がそうなってしまいました。
一部では一つのバンド(もはや「グループ」とは言えません)の歴史をたどり、
二部では再結成ライブの模様が堪能できます。
むかし不良に憧れてた人は彼らのカッコ良さはすぐわかります。
とことん不良して、
とことんカッコ良いんです。
「お前にカップスを語る資格はない」と言われてしまうかもしれませんが、
けど、カッコ良いと思ってしまうんだから仕方ないですよね。
誰かがインタビューで言っていた、
「とにかく ……イカしてましたよね」という短い言葉が
形容にはぴったりでした。

60年代70年代の日本映画は、ほんとの日本だったんだ、と
実感というものが湧きました。
シンナー吸ってる若者が普通に写真上にいるなんて、
今じゃそんなにありませんもんね。
あの時代に生きていたら、怖かっただろうなぁとも感じますが、
同時に、羨ましくもあります。
ジョン・レノンと一瞬も同じ地上に立てなかった私が、
将来90年代00年代を思い返すとき、
「とびっきりカッコ良かった」と何かを
「ハンパじゃなかった」と何かを
興奮交じりに伝えられるものが、ないような気がして。
あったとしても、社会との動きとはきっと連動しておらず、
ひたすら自己の世界のことで、
時代なんてそんなに関係ないんでしょうなぁ。

それはもう、カッコ良いバンドでした。
ルックスで一番ど真ん中だったのはルイズルイス加部さんでした。
見てくれも音も不良な性格も、
全部含めて、カッコ良いバンドでした。
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2005年11月02日

ごあいさつ

あー、渡ちゃんの映画やるんだ。観なきゃなぁ。
あー、渡ちゃんの映画、あそこの映画館でやるんだ、
今度こそ観に行かなきゃ。
なんて思ってるうちに、
あー、渡ちゃん、死んじゃった。

なんだか不謹慎な響きだけれど、
「しんじゃった」っていう言葉がいちばんしっくりきます。
もう半年くらい経ってしまいましたが、
今更ながら『タカダワタル的』を観に行きました。
今観ると、なんだか、追悼映画みたいに観えてきます。

映画を観に行く時は、「映画を観に来たんだ」と思ってます。
役者で選んでしまう時もあるけれど、
「映画」を観に来たんだ、と意識するようにしています。
ドキュメンタリーであっても、そうしてますが、
今回はべつ。
私は、渡ちゃんを観に行きました。

渡ちゃんは本当に幸せそうでした。
ほんとにしょうがない酔っぱらいでしたが、
憧れの人の一人でした。
憧れの人は幸せな人だったりあんまり幸せでない人だったり、
ほんとにいろんな人がいますが、
渡ちゃんは憧れの幸せな人でした。

スズナリ、拾得、いせや。
映画にうつる風景には知っているところが沢山でした。
けれどそれは私が知っている場所がうつったんではなくて、
渡ちゃんの場所を私も歩いたことがあるって、多分それだけで、
私はあくまでも、後でした。
きっとずっと、後でした。

映画でなくて高田渡を観に行きましたが、
渡ちゃんの映画を撮ってくれたのは感謝です。
実は渡ちゃんを観に行ったことってなくて、
観に行ったのは初めてのことでした。
観に行かせてくれて、
「どうもどうも いやどうも」。

posted by Cui at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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